はやぶさ2でわかる事は何?小惑星リュウグウからの玉手箱 

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はやぶさ2は2014年12月13日に打ち上げられて、約4年の歳月をかけ、ようやく一番大事なミッションを果たそうとしていますね!

ただ固唾を飲んで見守るばかりです。

いよいよ、はやぶさ2が小惑星リュウグウに着地!タッチダウン!

 

地球からは、はるかに遠く2.8億キロもの彼方の地で行われる歴史に残る一瞬のドラマ。

孤独の宇宙で、演じるのは精巧な機械たち。

 

2.8億キロとはあまりに大きく、認識できる概念をはるかに超えています。

地球から月までは38万キロ。

 

リュウグウの軌道は地球と火星の間にあります。

はやぶさ2はリュウグウの軌道にのって、追いかけ追いつきました。

 

遥かに遠くの、小さな小さな小惑星の上で、恐ろしく孤独な漆黒の宇宙空間の中、日本の放った機械達が、世界の目をくぎ付けにしながら、淡々と歴史的なドラマを演じようとしています!

タッチダウン。打ち込まれる弾丸。採取する小惑星の一部。

2月18日から24日までの間に、人類誕生の秘密を解き明かすかもしれない離れ業がおこなわれようとしているのですから、ただただ「凄い」という言葉ばかりが口を突いて出てきます。

宇宙科学の歴史を大きく前に進めるかもしれないこの世紀のドラマ。

「はやぶさ2でわかる事は何?小惑星リュウグウからの玉手箱」と題して、一足先にドラマの予習をしておきたいと思います!

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はやぶさ2が小惑星リュウグウに到達

既にドラマは始まっています。

去年、長い孤独な旅の果てに、はやぶさ2は小さな小惑星リュウグウに到達しました。

9月21日にははやぶさ2が搭載する2台の小型ローバ「ミネルバⅡ」を分離して、リュウグウに着地させましたね。

ミネルバの任務はリュウグウ表面の詳細な様子を撮影すること。

このミネルバ君は、重力の軽い表面をバッタ虫のようにジャンプして移動します。最大15m~20mもジャンプして移動できるのです。

 

実は初号機でも予定していましたが、着地に失敗。

地上から制御していたのですが、小惑星イトカワの表面におりることが出来ず、暗い宇宙空間へと消えて行きました。

今回はそれを教訓にして「はやぶさ2」に判断させているのです。

 

着陸したミネルバ君は写真を送ってきましたが、ちょっと驚かせるものでした。

はやぶさ2のタッチダウンの見直しを迫られざるをえなかったのです。

どこをみても岩が凸凹していて、安全に着陸するところがほとんどないのです。

はやぶさ2の下部にはサンプラーホーンという長い筒があります。

タッチダウンの瞬間弾丸を発射してサンプルを採取するのです。

その長さおよそ1mで、それより大きな岩があれば着地できないのです。

本当は10月にタッチダウンを予定していましたが、着陸場所を精査する必要が生じ、延期することにしたのです。

着地点を安全な直径20mの範囲に狭め、精度を高くして着地する必要が生じたのです。

 

既にタッチダウンのテストも実施して成功しています!

いよいよ本番ですね。

前回の「はやぶさ」と異なる事

前回のはやぶさは、途中様々なドラマを演じました。

エンジントラブルでイオンエンジンが全部停止したり、途中で電波が全く届かなくなり、広い宇宙の中で迷子になったり。

しかしその都度、奇跡に復活して、サンプルを採取しての帰還、サンプルリターンを成功させました。

感動的で映画にまでなりましたよね。

 

しかし、実は前回の主目的は、小惑星から物質を持ち帰る為の技術の習得にありました。

前回の様々な失敗のうえにはやぶさ2は作られ、いよいよ今回は、有用なサンプルを持ち帰って、生命を作ったものは何か、の解明が目的なのです。

いよいよ本格的な探究が始まるのです。

調査したら何がわかるのでしょう

はやぶさは、なぜ小さな小惑星を調査するのでしょう。

実は小惑星であることがキーポイントなのです。

小惑星は太陽系のタイムカプセルなのです。

つまり、小惑星は約46億年前に太陽系が誕生時に生まれました。

そして太陽系の塵のように、当時の姿をとどめたまま、太陽の回りを公転しているのです。

だから、その小惑星の成分を分析ることにより、太陽系の始まりの物質を知ることができるのです。

 

前回のイトカワと今回のリュウグウ何が違う

リュウグウは地上から観測すると黒っぽい星です。

そこから、リュウグウは土壌に炭素や水を多く含む、「C型小惑星」ではないかと考えられたのです。

Cとは炭素の元素記号。

 

そしてはやぶさ2がミネルバ君がリュウグウに降ろして写した写真には、確かに真っ黒な土壌が写っており、C型小惑星の可能性が高まったのです。

リュウグウでは炭素や水、アミノ酸といったものが採取できるかもしれません。

炭素や水は生物の基本であり、アミノ酸は生命の根源です。

 

初号機では地表の成分(採取に失敗し塵のような微量な成分を持ち帰った)だったのに対して、今回は地表だけではなく、弾丸により地下部分の成分も持ち帰ろうとしているのです。

つまり、太陽系の原初に近い成分がわかるのです。

生命を誕生させた有機物の原初の姿に迫ることが出来るのです!

 

はやぶさ2から、リュウグウの反射光を分析すると、リュウグウの全域に水がある可能性が高いようなのです。

 

C型小惑星、生命に歴史にとっても重要な役割を果たしていたかもしれません。

実はこのC型小惑星が、かつて地球に衝突し、水をもたらしたのではないかとも考えられているのです。

今回、リュウグウから玉手箱を持ち帰れれば、人類の宝の箱となるかもしれないのです。

 

リュウグウの名前はどこらきているの?

初号機が降り立った小惑星「イトカワ」は、マサチューセッツ工科大学・リンカーン研究所の地球接近小惑星研究プロジェクト (LINEAR)が発見した小惑星です。

LINEARというのはコンピューターによる自動制御で発見するシステムで、1998年以降はほとんどの新しい小惑星がLINEARによって発見されています。

イトカワはこのLINEARで発見された「1998 SF36」といいう小惑星でした。

はやぶさが向かうにあたり、日本のロケット開発の父・糸川英夫の名前をつけてほしいと、命名権をもつLINEARに依頼したのです。

今回も、同じくLINEARの見つけた小惑星に名前を付ける為、その名前を一般公募しました。

浦島太郎が竜宮城から玉手箱を持って帰るように、太陽系の原初の物質を持ち帰るところからリュウグウの名がつけられることになったようです。

リュウグウから持ち帰った玉手箱には、浦島太郎が過ごした時間がつまっていることでしょう。

 

余談ですが、この小惑星リュウグウ、実は地球に衝突する可能性がある小惑星に分類されているそうです。

こんなデカイ小惑星がぶつかったら大変なことになりますね。。

私たちはどこからきたのでしょう。

生命はどこから発生したのかこれまで色々と議論されてきました。

基になるのは有機物、合成してアミノ酸が出来して生命体となりました。

そのアミノ酸がどこからやってきたのか。

そのひとつに隕石により飛来した、というものがあります。

又、地底から噴出される物質から生じたという説もあります。

リュウグウからもたらされる物質はこれまで議論された生命の起源に、解決の大きなヒントを与えてくれるかもしれませんね。

 

まとめ

まもなく「はやぶさ2」は使命であるリュウグウの一部を採取し、サンプルリターンに入ります。

はやぶさが持ってかえるリュウグウの玉手箱でわかる事は何なんでしょうか。

宇宙に関する、人類誕生に関する秘密を解明する大きな何かがそこには詰まっている事でしょう。

さあ、まもなく「はやぶさ2」劇場の最も見所が演じられます。

ワクワクしますね。

成功する事を祈ります。

そして様々なこれまでの疑問ががわかる事を祈ります!

「はやぶさ2でわかる事は何?小惑星リュウグウからの玉手箱」と題して纏めてみましたが如何でしたでしょうか?

最後までお読みくださりありがとうございました。

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