2018年夏、ドラマで描かれる赤塚不二夫の経歴と人生とは

スポンサーリンク








6月30日から、NHKの土曜ドラマで「バカボンのパパよりバカなパパ」が始まります。

一世を風靡した我々の世代にとっては最も親しみ深い漫画家の一人赤塚不二夫さんを主人公にしたドラマ、楽しみにしています。

 

私が物心ついたころ、流行っていたのがおそ松くんでした。

この中に登場してくるイヤミというキャラクターが、窮地に陥った時などに発するシェーという言葉と恰好がはやりにはやったのです。

 

その証拠に、私の子供の頃、白黒写真に写っている姿は“シェー”の格好をしているもばかり。。。

 

沢山のギャグ漫画を世に送り出した赤塚不二夫を玉山鉄二が演じます。

私生活も破天荒だった赤塚さんとはちょっとイメージが乖離しているのですが、この漫画で描かれる赤塚不二夫とはどんな人物だったのでしょうか。

赤塚不二夫の漫画とは

赤塚不二夫は1935年9月14日生まれ、2008年8月2日に亡くなりました。

赤塚さんは小学生の頃に、手塚治虫の影響をうけて漫画家を志します。

そしてのちに多くの有名漫画家が下積み時代に暮らしていた「トキワ荘」に入居します。

年下の石ノ森章太郎を慕っての入居だったとか。

 

赤塚不二夫はそれまでに、当時あった貸本漫画「風をこえて」でデビューしています。

 

そして1962年に、『おそ松くん』『ひみつのアッコちゃん』のヒットを爆発させ一躍人気漫画家となったのです。

 

1967年には「天才バカボン」が爆発的なヒットとなります。その後も「モーレツア太郎」などのヒットを飛ばします。

ギャグ漫画の王様といわれたように、なんせ面白いのです。

 

当時、巨人の星や仮面ライダー、ちょっとさかのぼれば晩年には哲学的ともいえる「火の鳥」を残した手塚治虫のような、ストーリー性があるわけではなく、ただ日常の一コマをギャグの嵐で笑い転げるような連続で、読んだらとまらない、といった状態でした。

そう、吉本新喜劇のような感じといったらイメージが近いのかもしれません。

 

しかし中には時々ほろりとさせるシーンもあったりするんですよね。

スポンサーリンク

赤塚不二夫の生い立ち

主演の玉山鉄二さんは、インタビューでこんなことを言っていました。

最初は自分に合わないんじゃないかと思いなかなかOKの返事がだせなかったと。

しかし亜「バカをあえて演じ、そのことで枠が広がって新しいことができるという生き方にだんだんあこがれをいだくようになっていった」のだとか。

豪快なエピソードがいくつも残っています。億単位のお金を横領されても告訴しなかったり、大事な原稿を無くれても、又書けばいいんだと簡単に言ってのけたり。

にど結婚し、別れた妻とその夫と家族のような付き合い続けたり。

 

そんな赤塚不二夫が、そしてギャグ漫画を描いた人からは想像もつかない凄まじい戦争体験の中で幼年時代を過ごしているのです。

 

赤塚は満州で生まれています。

彼の父は苦学して陸軍の憲兵となった人で、卒業試験では2番という成績をとったかなり優秀な人だったようです。

軍では中国の抗日軍と戦い、掃討や謀略を行う特殊機関員をつとめていました。

このような父ですから、大変厳格な人で、赤塚にとっては漫画を読むなど許されぬ環境でした。

 

父は中国の抗日軍と戦いながらも、現地に住んでいる中国人たちには非常に平等に接する、非常に正義感の強い人物で、抗日ゲリラから命を狙われながらも逆に中国の人々に救われたりしています。

たとえ敵であろうと、相手も人間、こちらが真心を通せば必ず相手にも通じるという信念のもとに生き、相当の精神性をもった人物と思われます。

 

戦争が終結すると、父はシベリアに抑留され帰国は随分遅れることになります。

遥か中国の地から、母に手を弾かれながら、母の実家がある奈良県大和郡山市に帰ってくるのです。

ひとつまちがえれば、つないだ手を放してしまえば、中国残留孤児になってしまう、そんな過酷な状況をすごしているのです。

 

そしてひきあげ中で大切な妹を亡くしているのです。

赤塚不二夫は漫画のイメージに反して、戦争の過酷な生活を送っているのです。

 

実はあのギャグマンガが実は、過酷な戦争の原体験の中から生まれている事を思えば、う~んとうなってしまいます。

 

母に手を引かれて日本に帰りつくと、満州帰りということで差別をうけ、戦後の日々も相当苦労したようです。

 

いじめを受ける中、貸本屋で漫画と出会うのです。

 

いじめや苦しみから脱出するための手段が赤塚にとっては漫画だったのです。

まとめ

赤塚不二夫の人生は、とても簡単な言葉で語りきる事はできません。

あの逆漫画化の原点にあるのは、悲惨な戦争という体験なのです。

それがオセロのコマをひっくりかえすように、苦しもをまるで感じさせないギャクの嵐。

おそらくはそお逆の中に、悲しみと苦しみに裏打ちされた優しさが込められているのでしょう。

新しく始まるドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」の中で、そんな赤塚不二夫がどのように描かれるのか、非常に興味深いですね。

スポンサーリンク








コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください