三遊亭小円朝の死去!三遊派や落語界の歴史と組織を調査してみた

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三遊亭小円朝さんが亡くなりました。まだ49歳の若さで小円朝の名跡を残し、さぞや無念な事だったでしょう。心からご冥福をお祈りいたします。

亡くなられた小円朝さんは4代目。江戸時代から続いている名跡です。

小円朝さんは父は3代目三遊亭圓之助、母方の祖母は漫才師の大江笙子、祖父は漫才師の大江茂とお笑い界の家系に生まれました。

高校時代にお父様が亡くなり、運送会社などでサラリーマンを経験された後、やはり落語家の血筋、諦めきれず1992年に10代目柳家小三治師匠に入門しました。

しかし2年で破門。その後、父・圓之助の弟弟子の6代目三遊亭圓橘に再入門を許されました。

二つ目の間は父と同じ4代目圓之助を名乗っていたが、真打昇進とともに、父の師匠の名である小圓朝を襲名しました。

先月11月にインフルエンザにかかり、入院していましたが肺炎で亡くなられました。

49歳、若すぎますよね。

ところで、落語会には色んな一門や派閥がありますよね。どんな構造になっているんでしょうか。

「三遊亭小円朝の三遊亭派とは?落語界の組織はどうなっている?」と題して調べてみました。

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円朝さんの所属する三遊派とは

円朝さんんお所属する三遊派とはどういう派閥なんでしょうか。

三遊派の祖は江戸時代にさかのぼり初代三遊亭圓生。門下から初代立花屋圓蔵(後の2代目三遊亭圓生)や、初代古今亭志ん生、初代金原亭馬生、初代司馬龍生などが生まれます。

二代目の圓生の頃には、柳派とか江戸桂派におされていたようですが、三遊派を盛り返したのはた初代三遊亭圓朝だったようで、柳派と拮抗しました。

明治に入り三遊派は様々な落語家がいましたが人情噺を得意とし、拮抗する柳派では滑稽話を得意としていました。

その後も橘屋が分かれて三遊派系や、本家橘屋系に分裂したりと、合流や分派しながら落語の伝統が磨かれています。

落語家団体

大きく分けると東京と大阪で、5つの落語家団体に分けられます。

1.落語協会

2.落語芸術協会

3.立川流

4.圓楽一門会

5.上方落語協会

1.落語協会

最も正統的な団体です。

戦前存在していた、落語界の後継団体で、古典落語を演じてきました。

所属する噺家には、柳家小さん、林家正蔵、三遊亭圓丈、金原亭馬生、柳家小三治、林家木久扇といった、古典落語を継承する錚々たる噺家が所属します。

2. 落語芸術協会

桂歌丸師匠が率いていた団体で、逝去後は三遊亭小遊三が代行をつとめています。

新作落語を演じたり、テレビで活躍したりと、古典落語とは対抗する色合いの団体です。

所属する噺家には桂歌丸、三遊亭小遊三のほか、桂文治、春風亭昇太、春風亭柳橋、笑福亭鶴光といった方々がいらっしゃいます。古典落語も勿論得意とする方もおおくいらっしゃいます。

3.落語立川流

天才的、カリスマ的落語家、立川談志師匠によってつくられた団体です。ここはなんと家元制度をとっています。

家元制度というと何か伝統的な響きがありますが、師匠に上納金を支払い、お金を払えば弟子になれる、といった落語界においては革新的な組織なのです。

落語界に一石を投じて、協会を脱退しており、一門独自の落語会を開いています。

所属する噺家は立川志の輔、立川談春、立川志らく、立川談四楼、立川左談次といった方がいらっしゃいます。

芸風は天才談志らしく、古典に通じながらも自分の感性で演じるという、なかなか天才でなければ到達できない芸風です。

4.圓楽一門会

笑点で司会を努めていた5代目三遊亭圓楽師匠が、自分の師匠6代目三遊亭園生と、落語協会を脱退し、自らの一門だけで結成しました。

所属する噺家は6代目三遊亭円楽、三遊亭鳳楽、三遊亭好楽、三遊亭圓橘といった方がいらっしゃいます。

5. 上方落語協会

大阪の落語家のほとんどが所属している組織です。

所属する噺家は桂文枝(6代目)、笑福亭仁鶴(3代目)、月亭八方、桂ざこば、桂きん枝、桂福団治、などがいらっしゃいます。

まとめ

なかな落語界全体を表すのは大変ですが、三遊派と、落語団体について調べてみました。

落語は江戸時代から続く庶民から親しまれてきた伝統芸能。様々な団体に分かれながらそれぞれで切磋琢磨し、新しいものも取り入れながら発展しているんですね。

「三遊亭小円朝の三遊亭派とは?落語界の組織はどうなっている?」としてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

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