博多祇園山笠、一度は見たい伝統ある女人禁制の勇壮な祭り。

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7月から、博多では祇園山笠が始まります。

博多三大祭り、春に開かれる「博多どんたく港祭」、夏の「博多祇園山笠」、秋の「放生会」のひとつに数えられる大きなお祭りです。

櫛田神社に祀られるスサノオノミコトに奉納され、700年の伝統があり、重要無形文化財に指定されています。

又、「山・鉾・屋台行事」はユネスコ無形文化遺産に登録されています。

どんなお祭り?

お祭りの正式名称は「櫛田神社祇園例大祭」。

見所はなんといっても最終日の追い山。

午前4時59分、男衆の鬨の声があがり、太鼓の音とオイサ!の掛け声と共に、見物客の拍手の中、一番山が清道内に駆け込んできます。

山笠を担いで回ることを山笠を「舁く」(かく)と言い、担ぐ人のことを「舁き手」(かきて)と言いますが、「舁き手」は男性のみで、女性は詰所にすら入れないのです。

かつては、詰め所の入口に「不浄の者立入るべからず」と書かれた立て札が立てられていました。

「不浄の者」というのは喪中の人と女性のことを指しており、さすがに女性差別だとして、それでも2003年(平成15年)になってから立て札は立てられなくなりました。

お祭りの日程

7月 1日(日) 飾り山一般公開
博多部を中心に全部で14の飾り山が公開されます。9日まては、飾り山を見物しながら博多の街を散策します。

7月 1日(日) お汐井取り(当番町)
各流ごとに集まって、「お汐井道」という小道から箱崎浜にある筥崎宮を参詣後、櫛田神社を参詣します。

7月 9日(月) お汐井取り(全流)
全員参加でお汐井取です。各流ごとに「お汐井道」を通って箱崎浜を目指します。筥崎宮を参詣後、櫛田神社を参詣します。

7月10日(火) 流舁き
いよいよ最初の「山舁き(やまかき)」です。流区域のあちこちを舁き回ります。

7月11日(水) 朝山
早朝5時から、博多の町のあちらこちに「おっしょい」の声が響き渡り、山笠が始まります。

7月11日(水) 他流舁き
朝山が終わった12時間後に、いよいよ自分の流域から他の流の流域に舁き入れる「他流舁き」が行われます。「陣中見舞い」のようなもので他の流に敬意を表します。

7月12日(木) 追い山ならし
15日の「追い山」の予行演習です。しかし時間や距離が若干短いだけで、他は本番同様。男達は本気で山笠を舁きます。

7月13日(金) 集団山見せ
舁き山が博多部から福岡中心部に渡る唯一の日で、全部で7つの流が一堂に会し、福岡市役所前の桟敷席を目指すのです。

7月14日(土)流舁き
その年最後の「流舁き」です。ホームグラウンドの流域を走る最後の日となります。

7月15日(日) 追い山
いよいよクライマックス。「追い山」は午前4時59分、一番山笠が櫛田の奉納を皮切りに、8つの山笠が次々に櫛田入りして、まだ薄暗い博多の街へ駆けだしていきます。

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スタイル

水法被に締め込み(ふんどし)、足元は地下足袋と脚絆という勇壮な姿です。

江戸時代までは締め込みだけでしたが、1898年(明治31年)に裸同然のスタイルが県議会で問題視されて、山笠廃止案まで出されたのです。

このとき水法被を着用することで山笠廃止を撤回させることができました。

それ以降、水法被に締め込みのスタイルが続いているのです。

 

平時の山笠を舁いていない時には当番法被を着て、締め込みではなく膝下までのステテコを着用します。

この当番法被とステテコ姿は6月1日から山笠終了まで正装とされ、結婚式などでもドレスコードとして着用が許されているのです。

キュウリ

面白いことに期間中は行事参加者はキュウリを食べてはなりません。
なせキュウリなんでしょう。

「キュウリの切り口が櫛田神社の祇園宮の神紋と似ているから」というのです。

また、「夏が旬のキュウリを断って祭りに懸ける」という意気込みとの説もあります。

女の子の参加

厳しい女人禁制がありましたが、現在は「子供山笠」では、女の子の参加が許されています。

ただし、条件があり、小学校4年以下に限られ、締め込み(ふんどし)を着用しなければなりません。半タコ、ブルマー、トランクス、又はそれらの上からの締め込みも認められているようです。

少し前までは現在のような参加条件はなく、女子高生もふんどし姿で祭りに参加していました。

しかし女人禁制のお祭りで今はまだ生理のない4年生以下に限られています。

そして「ふんどし姿の少女」は物議を醸しているようです。

伝統行事と女人禁制はなかなか変革の難しい伝統ですね。

まとめ

博多祇園山笠は、是非一度はみてみたい勇壮なお祭りです。

大変込み合い、メインイベントの「櫛田入り」は、「清道」の中で見物する為には事前に桟敷券を入手しなければほぼ不可能なようです。

ぜひとも勇壮なお祭りの空気を味わいたいものです。

 

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