祇園祭は一か月にわたる行程があり山鉾巡行だけではありません

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夏といえば、浴衣姿に花火、そして夏祭りですね。

 

お祭りは、日常世界から非日常へトリップする特別な日、子供の頃近くのお寺のお祭りの日になれば、特別にお小遣いをもらって通ったものでした。

日本人は皆それぞれ心の中に夏祭りの原風景のようなものをお持ちなのではないでしょうか。

祇園祭が始まる

7月に入ると京都では祇園祭りが始まります。

関東に住む人間にとって京都は憧れの土地、京都の三大祭りに数えられる祇園祭は大好きなお祭りです。

5月の葵祭り、7月の祇園祭り、10月の時代祭りが京都の三大祭りですが、中でも葵祭りと祇園祭りは、古くから伝わるお祭りです。

葵祭は平安時代、祭りといえば祇園祭を指すほどポピュラーな朝廷や貴族たちのお祭りでした。

一方祇園祭も9世紀から続く、平安時代、庶民の祭りとして親しまれたお祭りでした。

 

お祭りのハイライトは何といっても7月17日と24日に行われる33基の山鉾巡行。ユネスコの無形文化財にも登録されています。

祇園祭は一か月続く

祇園祭は山鉾巡行が有名ですが、実は7月1日から一ヶ月にわたって開催される長いお祭りなのです。

ちょっと長いですが一連の流れを並べてみます。

 

まず祭りの前、6月中旬〜下旬に 稚児役の子供が町の代表者と養子縁組を行ないます。勿論このお祭りの為の形式的なものです。

7月1日~ 吉符入(きっぷいり) 関係者が町会所に集まって打ち合わせ、お祭りが無事つつがなくおこなわれるよう祈願します。

7月2日 くじ取式 山鉾巡行の順番をくじで決めます。

7月10日 お迎え提灯 午後4時半頃から八坂神社へ神輿を迎えるため、花笠巡行のコースを提灯をもって行列します。

7月10日 神輿洗 午後8時頃、神輿3基のうち中御座の神輿を、四条大橋まで運び、朝汲んだ鴨川の水を榊に含ませて振りかけ、清めます。

7月10日~11日 前祭 鉾建て

7月11日~14日 前祭 山建て 分解されて格納されていた鉾を各町で組み上げます。

7月13日 長刀鉾稚児社参 長刀鉾にのる稚児が、八坂神社へお参りして五位の位をもらいます。

7月14日~7月16 日前祭(さきまつり)宵山 それぞれの山鉾では、夜になると提灯が幾十となく点火され、祇園囃子がにぎやかに奏でられ美しい姿が浮かび上がります。15日には八坂神社で宵宮祭が開かれ夜、本殿から神輿に神霊を移す神事が行われます。

7月17日 山鉾巡行・前祭(さきまつり)巡行 23基の山鉾が、午前9時に四条烏丸を出発して新町御池に11:20に到着します。

7月17日 神幸祭 3基の神輿が午後4時頃から巡行します。

7月18日~7月21日 後祭 山鉾建て 後祭の山鉾10基が組み立てられます。

7月21日~7月23日 後祭(あとまつり)宵山

7月24日 山鉾巡行・後祭(あとまつり)巡行 10基の山鉾が午前9時30分に烏丸御池を出発。10基の山鉾は11:20に四条烏丸に到着します。

7月24日 花傘巡行 京都花街の女性達の踊り、子供神輿、祇園ばやし、稚児などの行列が八坂神社を午前10時00分に出発し練り歩き、12:00に再び八坂神社に戻ってきます。

7月24日 還幸祭 3基の神輿が午後5時頃四条の御旅所を出て、10時頃八坂神社へかえります。

7月28日 神輿洗 10日の神輿洗と同様です。

 

祇園祭といえば反射的に山鉾巡行が浮かびますが、実は山鉾は、庶民の手による神の露払い的な位置づけなんですね。

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見どころ

やはり華やかな山鉾巡行。この山鉾飾る豪華絢爛な前掛けは見ものです。

平山郁夫や、上村松園、松篁親子の絵など有名な画家や絵師の手になる豪華なもの。

 

中には、不思議な事に旧約聖書の場面を描いたタペストリーなどが存在します。

しかもキリスト教を禁じられていた1718年から使用されていたとか。

その他、ギリシア神話のイーリアスを描いたものなど、国際色豊かで、実はこのお祭りはユダヤのシオン祭にルーツがあるのでは、などといわれるほどです。

 

祇園祭りといえば、やはり「コンチキチン」の祇園囃子ですね。曲目は古来30種あったそうですが現在使われているのは20曲程度だそうです。

 

山鉾巡行で見逃せないのは、辻回しです。

碁盤の目になっている京都の道で山鉾の方向を変えるのです.。

道路に竹を敷きつめて、その上に水を撒いて滑りを良くし、皆で力を合わせて一気に方向転換をするのです。ダイナミックな動作には、沿道から“おーっ”とどよめきが聞こえます。

 

山鉾巡行の見物

山鉾巡行を見物する為には、2時間くらい前には場所取りをした方が良いでしょう。

指定席を押さえるのも手です。¥3、180の一般席から、¥10,000の辻回し観覧プレミアム席というものまであり、インターネットで予約もできます。

又、暑さを避けたいのならホテルで見るというのも手ですね。但し「コンチキチン」の音が聞こえないのでやはり、暑さをしのいで街中で見る方がおススメですね。

まとめ

祇園祭は日本を代表するお祭りですので是非一度は見てみたいものです。

古より続く奥深いお祭りで、知的好奇心もそそられます。

事前知識を詰め込んで見にゆくと、祇園祭の楽しみも一層深まります。

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