小澤征爾の病気と現在の状況は?松本フェスティバルの出演は?

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日本における西洋音楽の地位は、長く世界レベルから見れば低いものでした。

小澤征爾がブザンソン指揮者コンクールで一位となり、花々しく世界で注目された当時、既に世界で活躍する音楽家はいたものの、日本という国レベルで見たとき、まだ後進国でした。

当時はまだ明治から100年度、江戸時代から明治の世になり、西洋音楽を日本に定着させようと性急に、しかし息の長い努力が払われてきました。

しかし、そもそも雅楽や、歌舞伎とか人形浄瑠璃など、和楽器の演奏は、西洋音楽の発想とは全く異なるもの。日本が西洋音楽に進出して、世界に認知されるのには並々ならぬエネルギーが必要でした。

日本の音楽の黎明期には、数々のな音楽が現れました。音楽室に行けば滝廉太郎などの肖像画がかかっていましたし、指揮者では近衛秀麿、山田一雄、岩城宏之など枚挙のいとまはありません。

しかし歴史ある西洋音楽のレベルには文化として日本は長い間後進国であり、世界となかなか肩を並べる状態にはありませんでした。

しかし、今では、世界の大きなコンクールで優勝し、世界を股にかけて活躍する音楽が大勢あらわれ、まだ日本人の有鬚していないコンクールなどもあります。

生活のなかにも自然に溶け込んで、今や日本人の音楽はすっかり世界レベルに到達した感があります。

世界へ一気に日本人のクラシック音楽の名を広めた小澤征爾の存在は大きく、クラシックを愛好するものにとって、スクーターとギターで単身海外に乗り込み、一躍世界の人となった小澤征爾はヒーローです。

しかし、最近小澤征爾は病気によりすっかり体力をや失ってしまいました。いつまでも素晴らしい音楽を届けてくれることを心から祈るばかりです。

今回は「小澤征爾の病気と現在の状況は?松本フェスティバルの出演は?」として纏めてみました。

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小澤征爾の病気と現在の状況は?

病気と現在の状況はとても気になります。

世界で華々しい活躍をして、ついにはウィーン国立歌劇場音楽監督にまでのぼりつめた小澤征爾でしたが、2010年に突然食道がんの病気をを公表。以降の公演をキャンセルして治療に専念しました。

そして病気を克服したものの、すっかりやせ細った姿となって、現場に戻ってきました。

大曲を演奏するのは非常につらい様子で、松本のフェスティバルでも痛々しく見えました。

しかし、早く体力を復帰し、精力的な音楽活動の再開を心から待ち望んでいました。

ところが、今度は心臓の病気を患い、大動脈弁狭窄症という病気の治療の為、先端技術を有する聖路加病院に入院しました。

現在の状況はどうなっているのか常に気になってなりませんでした。

大動脈弁狭窄症とはどんな病気なのでしょうか。簡単に言えば心臓の左心室から全身に血液を送り出す血液が狭窄し、流れるスペースが少なくなるのです。

結果何が起こるか。、この状態が長く続くと、高血圧になったり、血圧が高いので、大動脈破裂をきたす要因になります。各臓器に栄養が足りない状態となり、腎不全、心不全、失神を起こしたりします。

つまり、深刻な病気でした。

公演も全てキャンセルし、病気の治療に専念していた小澤さんはついに、姿が見えなくなりました。

現在の状況が気になっていた矢先、先日ついに、2018年7月28日に奥志賀高原ホテル森の音楽堂で、約30人の若手奏者らによる弦楽合奏を指揮し、ニュースになりました。

自ら総監督を務める水戸室内管弦楽団の演奏会以来、実に約9カ月ぶりの指揮でした。

しかし映像に写る小澤征爾は、痛々しくも、着席しての指揮。時間もごくごくわずかなものでした。

短くとも音楽ファンとしては、心配していた小澤征爾の指揮を見ることが出来、涙が流れる思いでした。

音楽に対する爛々と光る目は変わらず、しかし肉体は、かつてのエネルギッシュな躍動感はひそめ、何とか指揮をつとめたという様子でした。

この日、指揮することは事前に公表されておらず、小澤さんの強い希望で実現したそうです。約300人の聴衆で埋まった客席の後方から登場し、大きな拍手に包まれながら、中央の通路を歩いて指揮をしたのです。

曲はベートーベンの弦楽四重奏曲第16番第3楽章。約10分のできごとでした。

受講生たちには、心に刺さる経験だったことでしょう。その後は元気にされているのでしょうか。

現在の状況が気になってなりません。

小澤征爾の松本のフェスティバルでの演奏は

毎年夏に、松本で小澤征爾ら数多くの音楽家を育てた斎藤秀雄を記念し、長らくサイトウ記念フェスティバルとして、クラシック音楽の祭典が行われてきました。

近年その名も、セイジ・オザワ記念フェスティバルと名を改め、日本の音楽に対し、また世界の音楽に対し、大きく寄与してきたオザワの名を冠したのです。

毎年小澤征爾のフェスティバルへの登場が注目されてきもしたが、心臓の手術にともない、全ての公演をキャンセルし残念ながら、今年小澤征爾の演奏を見ることはできません。

音楽に面すると、いてもたってもいられなくなる小澤征爾ですから、ひょっとすると飛び入りのように演奏する姿をフェスティバルで見ることができるかもしれません。

最近喫茶店で楽器を持った女のお子さんを見て、気軽に声をかけ、30分もお話しし、サインを書く姿が見られたとか。

小澤征爾さんは、かつて師とあおいだ斎藤秀雄の弟子たち、世界各地でで活躍する斎藤秀夫雄の弟子たちを集め、期間限定でサイトウ・キネン・オーケストラを結成、その演奏のあまりの質の高さは世界を驚かせました。

その時演奏したブラームスの交響曲第一番は鳥肌がたちました。世界が驚き拍手喝采を浴びせました。

小澤征爾が敬愛する師、斎藤秀雄はかつてのN響でチェロを、そしてタクトをふった音楽家であり、宮沢賢治のセロ弾きのゴーシュの指揮者のモデルではないかといわれる人物です。

若手音楽家の育成に力を注ぎ、驚くほどの成果を残し、世界中で若い芽は花開きました。

その斎藤秀雄は晩年、死を前にしてもなお、音楽教室での手を緩めることはありませんでした。

講義録が弟子たちによって出版されていますが、亡くなる一週間前まで、広島の教室にまで足を運び教えています。

そして、もう一人の師、レナード・バーンスタインもそうでした。

先日の若手演奏家を指揮した小澤征爾の姿は、その偉大な師の姿と重なりあうものがあり、思わず涙が流れました。

フェスティバルで小澤征爾が力強くタクトを振る姿を見たい!、切に願います。

 

※「僕の音楽武者修行」

昔、読んで当時、結構感化された本です。小澤さんのファンなら読んでいる方が多いと思いますが、小澤さんの破天荒ともいうべき行動力。スクーターで日本を飛び出し世界へと羽ばたいていく、小澤さんの原点にあるエネルギーが力を与えてくれました。

まとめ

小澤征爾が再び元気な姿をみせてくれることをクラシック音楽を愛する一ファンとして心から願わずにいられません。

「小澤征爾の病気と現在の状況は?松本フェスティバルの出演は?」としてまとめましたがいかがでしたでしょうか?

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

追記

小澤征爾さんは12月5日の夜に、天皇皇后両陛下の前で実に1年2か月ぶりにサイトウ・キネン・オーケストラを振られましたね。椅子に座って痛々しくもありましたが、指揮をする姿に涙が浮かびましたね。

 

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