こんにちは、ツクです。
大女優京マチ子さんが亡くなられたとのニュースがはいってきました。
2019年5月12日午後12時18分、心不全のため都内の病院で天国に旅立たれたそうです。
95歳でした。
心よりお悔やみ申し上げます。
時代を代表した昭和の大女優が、ついに亡くなられたのかと、逝去に驚き寂しい気持ちです。
しばらくお姿を拝見しませんでしたが、令和の世を見て、後身に後を託し、旅立たれましたね。
京マチ子さんのお別れ会などは行われるのでしょうか。
追悼番組は放送されるのでしょうか。
あらためて京マチ子さんの経歴や出演作品などを振り返ってみたいですね。。
「 京マチ子のお別れの会や追悼番組は?経歴や出演作品も」と題してまとめてみたいと思います。
それでは見て参りましょう!
京マチ子のお別れの会や追悼番組は?
京マチ子さんの葬儀・告別式は14日に、近親者で執り行われたそうです。
京マチ子さん死去
黒澤明監督の映画「羅生門」など、出演した映画が国際映画祭で次々と賞を取り、「グランプリ女優」とも呼ばれた俳優の京マチ子さんが、12日、心不全のため東京都内の病院で亡くなりました。95歳でした。
昭和29年と昭和30年の映像です。https://t.co/y9isNFhyDI pic.twitter.com/HrZEMU3eMQ— NHKニュース (@nhk_news) May 14, 2019
お別れの会や、追悼番組は放送されるのでしょうか。
調べてみましたがお別れの会も追悼番組も現時点ではわかりませんでした。
何かわかりましたら追記いたします。
追記:京マチ子さん出演ドラマ放送
ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
2019/05/24(金) 05:15~06:05
- 第9話 新必殺仕舞人#9 金毘羅舟々恨みの波越え
- 第10話 新必殺仕舞人#10 喧嘩も楽しい河内音頭
5/12、京マチ子さんがご逝去されました。5/3まで6週間に渡って上映した「京マチ子映画祭」が終った直後の訃報で、京さんの多彩な演技に魅了され、その実直な人生に敬服していただけにショックと悲しみで一杯です。しかしフィルムに刻まれたその姿は永遠に残ります。またスクリーンでお会いしましょう! pic.twitter.com/uwHhEDOxRp
— シネ・ヌーヴォ (@_cinenouveau_) 2019年5月14日
京マチ子さんは黒澤明監督の「羅生門」ではベネチア映画祭で日本で初めてのグランプリを受賞、溝口健二監督の「雨月物語」もベネチア映画祭で銀獅子賞、衣笠貞之助監督の「地獄門」はカンヌ映画祭でグランプを受賞し、「グランプリ女優」とも言われた大女優です。
昔の写真を見るとちょっと異国的な風貌、オーラを感じさせますね。
京マチ子さんの経歴は
大女優京マチ子さんはどんな経歴の方なんでしょう。
本名:矢野元子
生年月日:1924年3月25日
没年月日: 2019年5月12日(95歳没)
出身地 :大阪府大阪市
1936年(昭和11年)に、大阪松竹少女歌劇団(OSK)に入団され娘役のスターとして活躍されました。
その後、映画の世界に入られ、大映に入社されます。
後輩の若尾文子、山本富士子と共に看板女優となりました。
今映画史に残る巨匠監督の作品に出演され、次々に海外で賞をとられ、押しも押されぬ大スターとなられました。
大映はその後、倒産。
テレビドラマや舞台で活躍されました。
角川映画『犬神家の一族』などでも印象的な存在でした。
私生活では、大映社長永田雅一との関係が憶測された時期もあったものの、独身を通され、スターとしての一生を、女優に人生を捧げられました。
華麗なる女優人生ですよね。
私は黒澤明監督の羅生門が強烈に印象付けられました。(勿論見たのは映画館ではなくDVDですが)
三船敏郎とともに圧倒的な存在感は凄い!と思わせられました。
鬼気迫る演技、白黒の映像にもかかわらず圧倒されたことを思い出します。
かと思えば華麗な女性を演じられ女優になるべくして生まれて来られてきた方のような気がします。
京マチ子さんの出演作品は?
映画
- 団十郎三代(1944年、松竹)
- 天狗倒し(1944年、松竹、井上金太郎監督)
- 最後に笑う男(1949年、大映)
- 花くらべ狸御殿(1949年、大映)
- 地下街の弾痕(1949年、大映)
- 三つの真珠(1949年、大映)
- 痴人の愛(1949年、大映)
- 蛇姫道中(1949年、大映)
- 羅生門(ヴェネツィア国際映画祭グランプリ(サン・マルコ金獅子賞)、イタリア批評家賞受賞作品。アカデミー賞名誉賞(最優秀外国語映画)受賞作品 監督:黒澤明 1950年、大映)
- 続・蛇姫道中(1950年、大映)
- 遙かなり母の国(1950年、大映)
- 浅草の肌(1950年、大映)
- 美貌の海(1950年、大映)
- 復活(1950年、大映)
- 火の鳥(1950年、大映)
- 偽れる盛装(監督:吉村公三郎 1951年、大映)
- 恋の阿蘭蛇坂(1951年、大映)
- 情炎の波止場(1951年、大映)
- 馬喰一代(1951年、大映)
- 源氏物語(第5回カンヌ国際映画祭撮影賞受賞作品 原作:紫式部 監督:吉村公三郎 1951年、大映)
- 自由学校(監督:吉村公三郎 1951年、大映)
- 牝犬(1951年、大映)
- 浅草紅団(1952年、大映)
- 長崎の歌は忘れじ(監督:田坂具隆 1952年、大映)
- 滝の白糸(1952年、大映)
- 美女と盗賊(1952年、大映)
- 大佛開眼(1952年、大映)
- 総理大臣と女カメラマン 彼女の特ダネ(1952年、大映)
- 雨月物語(ヴェネツィア国際映画祭サン・マルコ銀獅子賞、イタリア批評家賞受賞作品、第28回アカデミー賞衣裳デザイン賞白黒映画部門ノミネート作品 監督:溝口健二 1953年、大映)
- 黒豹(1953年、大映)
- あにいもうと(監督:成瀬巳喜男 1953年、大映)
- 地獄門(カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品。第27回アカデミー賞衣裳デザイン賞、名誉賞(最優秀外国語映画)受賞作品 初のカラー映画出演 1953年、大映)
- 或る女(監督:豊田四郎 1954年、大映)
- 愛染かつら(1954年、大映)
- 春琴物語(1954年、大映)
- 浅草の夜(1954年、大映)
- 千姫(1954年、大映)
- 馬賊芸者(1954年、大映)
- 春の渦巻(1954年、大映)
- 薔薇いくたびか(1955年、大映)
- 楊貴妃(監督:溝口健二 1955年、大映)
- 藤十郎の恋(1955年、大映)
- 新女性問答(1955年、大映)
- 新・平家物語 義仲をめぐる三人の女(1956年、大映)
- 虹いくたび(1956年、大映)
- 赤線地帯(監督:溝口健二 1956年、大映)
- 月形半平太 花の巻/嵐の巻(1956年、大映)
- 八月十五夜の茶屋 (第14回ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート 共演:マーロン・ブランド(Marlon Brando)、グレン・フォード(Glenn Ford)、エディ・アルバート(Eddie Albert) 1956年) – メトロ・ゴールドウィン・メイヤー、アメリカ映画
- いとはん物語(1957年、大映)
- スタジオはてんやわんや(1957年、大映)
- 踊子(1957年、大映)
- 女の肌(1957年、大映)
- 地獄花(1957年、大映)
- 夜の蝶(監督:吉村公三郎 1957年、大映)
- 穴(監督:市川崑 1957年、大映)
- 有楽町で逢いましょう(1958年、大映)
- 悲しみは女だけに(監督:新藤兼人 1958年、大映)
- 母(1958年、大映)
- 忠臣蔵(1958年、大映)
- 大阪の女(1958年、大映)
- 赤線の灯は消えず(1958年、大映)
- 夜の素顔(監督:吉村公三郎 1958年、大映)
- 娘の冒険(1958年、大映)
- あなたと私の合言葉 さよなら、今日は(監督:市川崑 1959年、大映)
- 細雪(2度目の映画化 1959年、大映)
- 女と海賊(1959年、大映)
- 夜の闘魚(1959年、大映)
- 次郎長富士(1959年、大映)
- 鍵(カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞作品 監督:市川崑 1959年、大映)
- 浮草(監督:小津安二郎 1959年、大映)
- 女経・第三話「恋を忘れていた女」(監督:吉村公三郎 1960年、大映)
- 足にさわった女(監督:増村保造 1960年、大映)
- 流転の王妃(監督:田中絹代 1960年、大映)
- ぼんち(監督:市川崑 1960年、大映)
- 三人の顔役(1960年、大映)
- 顔(原作:丹羽文雄 1960年、大映)
- お伝地獄(1961年、大映)
- 婚期(監督:吉村公三郎 1961年、大映)
- 女の勲章(1961年、大映)
- 濡れ髪牡丹(1961年、大映)
- 小太刀を使う女(1961年、大映)
- 釈迦(1961年、大映)
- 黒蜥蜴(戯曲:三島由紀夫 1962年、大映)
- 仲よし音頭 日本一だよ(1962年、大映)
- 女の一生(監督:増村保造 1962年、大映)
- 女系家族(原作:山崎豊子 1963年、大映)
- 現代インチキ物語 ど狸(1964年、大映)
- 甘い汗(監督:豊田四郎 1964年、東宝)
- 他人の顔(監督:勅使河原宏 1966年、東宝)
- 沈丁花(1966年、東宝)
- 小さい逃亡者(1966年、大映)
- 千羽鶴(原作:川端康成 監督:増村保造 1969年、大映)
- 玄海遊侠伝 破れかぶれ(1970年、大映)
- 華麗なる一族(原作:山崎豊子 監督:山本薩夫 1974年、東宝)
- ある映画監督の生涯 溝口健二の記録(※ドキュメンタリー映画 監督:新藤兼人 1975年、近代映画協会)
- 金環蝕(監督:山本薩夫 1975年、大映)
- 妖婆(監督:今井正 1976年、大映)
- 男はつらいよ 寅次郎純情詩集(監督:山田洋次 1976年、松竹) – シリーズ第18作、マドンナ 役
- 化粧(1984年、松竹)
テレビ
- あぶら照り(1964年・フジテレビ)
- 土曜劇場・春一番(1968年・フジテレビ)
- 赤ん坊夫人(1969年・関西テレビ)
- 蘭の殺人(1970年・日本テレビ)
- 嫁ふたり(1972年・朝日放送)
- まんまる四角(1973年・TBS)
- 銀河テレビ小説 天気晴朗なれど(1973年、NHK)
- 横溝正史シリーズ・犬神家の一族(1977年・毎日放送)
- かあさん堂々(1977年・TBS)
- 家路〜ママ・ドント・クライ(1979年・TBS)
- 家路PART2(1979年 – 1980年・TBS)
- 必殺シリーズ(ABC / 松竹)
特別編必殺仕事人 恐怖の大仕事 水戸・尾張・紀伊(1981年) - 必殺仕舞人(1981年)
- 新・必殺仕舞人(1982年)
- 必殺仕切人(1984年)
- ああ離婚(1982年 – 1983年・TBS)
- 女たちの課外授業(1983年・テレビ朝日)
- 花王名人劇場・姥ざかり(1986年 – 1988年・関西テレビ)
- 銀河テレビ小説 金婚式(1987年-NHK))
- 銀河テレビ小説 あるときは妻(1989年-NHK)
- 水曜グランドロマン・女たちの百万石(1988年10月12日、19日・日本テレビ)
- 凪の光景(1990年・テレビ朝日)
- 花の乱(1994年・NHK大河ドラマ)
- 元禄繚乱(1999年・NHK大河ドラマ)
- 晴れ着ここ一番(晴れ着、ここ一番)(2000年・NHK総合)
ていらっしゃいますね。
ツイッターより
京マチ子が95歳で死去、大映看板女優として「羅生門」「雨月物語」に出演https://t.co/OjCP5q4XOY pic.twitter.com/iiwlI4YkuB
— 映画ナタリー (@eiga_natalie) 2019年5月14日
大女優 #京マチ子 さんが天に召されました。
洋装も和装も似合って、なんて妖艶な人なんだろうと思っていました。
特に唇が色っぽいのに可愛くて好きでした。ご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/pSZ7XF1aL1
— まゆー (@degu_mayu) 2019年5月14日
必殺仕舞人や必殺仕切人、3代目女元締役の京マチ子さんが逝去されました。95歳。また昭和の名女優が一人…映画では数々の賞も獲得。必殺の女元締では過去のおせいさんやおりくさんとは違い全てにおいて仕置を遂行し、その鋭い眼光は男性陣にも引けを取らない程。 pic.twitter.com/8Ryamg3ES7
— 猫屋 必殺は仕事人だけじゃないんだぜ? (@necoya2011) 2019年5月14日
【#訃報】
ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞した、#黒澤明 監督の「#羅生門」や #溝口健二 監督の「#雨月物語」などに出演された女優の #京マチ子 さんが、5月12日に亡くなられたことが発表されました。享年95歳。故人のご冥福をお祈りします。
フィルモグラフィーは👉https://t.co/dm38wjR5R5 pic.twitter.com/Md3FTfc6oG
— 映画.com (@eigacom) 2019年5月14日
京マチ子さんの作品,羅生門、ぼんち、雨月物語くらいしか見ていないのですが、私は小津監督の「浮き草」の旅芸人の役が大好きです。特にあの大雨の時の鴈治郎さんとの罵声の言合いのシーンと、ラストシーンが。 ご冥福をお祈りします。 pic.twitter.com/412YCLb8dz
— 倉敷ねぼけ堂 一久 (@Ns6GpvSGVQZ9sIB) 2019年5月14日
『スタジオはてんやわんや』(1957 浜野信彦監督)より。映画製作の舞台裏紹介やスタアの隠し芸披露など、大映のPV的要素が強いこの映画。ラストは専属スタアが総出演し、華やかにフィナーレを飾る。長谷川一夫さんと京マチ子さんは流石の風格。勝さんは遅れて登場しといて真ん中確保するお茶目ぶりw pic.twitter.com/Kak5RLsC0j
— 島倉千代菊 (@wataridori333) 2019年5月6日
Rest in peace, Machiko Kyo. The infamous screen diva was 95, and starred in landmark works of Japanese cinema from RASHOMON to UGETSU, STREET OF SHAME, THE KEY, and THE FACE OF ANOTHER. https://t.co/uOAdI10tsJ 京マチ子 pic.twitter.com/0CHM6WVYAa
— Japan Society Film (@js_film_nyc) 2019年5月14日
若い頃の京マチ子さんは本当に息を飲むような美しさですね。しかし美しさだけではなくて圧倒的な存在感とオーラが漂っている、大女優ですね。
まとめ
京マチ子さんのお別れの会や追悼番組などわかりましたら追記します。
経歴や出演作品を見るとあらためて時代を代表する大女優だったのだなあと思います。
原節子さんもそうでしたが、どこか日本人離れした、群を抜く美しさとオーラを持った方ですね。
「 京マチ子のお別れの会や追悼番組は?経歴や出演作品も」として纏めました。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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