こんにちは、ツクです。
NHK大河ドラマ「いだてん」の勢いが止まりません。
今回もテンポよく小気味いいリズムの中で感動を引き出すクドカンワールドに思わず時間を忘れさせられてしまいました。
視聴率が低いと言われる中、ますます面白くなっていくドラマに、見続けて良かったとつくづく思います。
「いだてん第31回トップオブザワールド前畑秀子の活躍|見逃し配信は」と題して進めて参ります。
いだてん第31回トップオブザワールドあらすじ
前畑秀子の活躍
いきなりドラマは、前半の主人公金栗の登場から始まります。
熊本で妻スエの実家の仕事を大旦那として継いでいますが、どうやら戦力にはなっていない様子。
仕事をしていると見せかけながら実は押し花を作っています。
そこへ娘が食事の時間だと、昼御飯を呼びに来ますが”仕事が”と応える四三。
さらに娘が、オリンピックのラジオ放送で前畑が登場すると言うと、何でそれを先に言わんかねと、ラジオの前にすっ飛んで行きます。
放送は実況ならぬ実感放送として、戦いの後ラジオドラマのように放送室で再現放送されているものでした。
時間を遡ると。。
前畑は試合前、緊張の頂点にあって”無理無理”と逃げ回る弱気振り。
落ち着かせようとする女子選手たちは、緊張したら田畑の顔を見てカッパがキュウリを食べている姿を想像すれば良いとアドバイスします。
いよいよプールに出て、スタートを待つ前畑の目に田畑の姿が目に入ります。
手にもったタバコがキュウリに見えると思わず吹き出し、体の緊張がほぐれます。
先週 予告で見た まぁちゃんがキュウリをかじるシーンは、前畑選手の妄想だったとは! #いだてん pic.twitter.com/BLxwyROmvc
— ひぞっこ (@musicapiccolino) August 18, 2019
見事な泳ぎでした。
遅れぎみにスターとした前畑でしたが、猛追し銀メダル、1位とは0.1秒差の金メダルへわずかに届かぬ銀メダルでした。
無音の状態が続いたあと 耳の水抜きをした瞬間に、会場の大歓声が飛び込んで来るっていう演出、いいね。 #いだてん pic.twitter.com/aRMA7HgqOa
— ひぞっこ (@musicapiccolino) August 18, 2019
いい演出でしたね。水中から水面へ。前畑が耳から水抜きをすると歓声が聞こえてきます。
鶴田の面目
もうひとつのドラマは、男子200メートル平泳ぎ。
小池選手の補佐として出場した鶴田選手、既に年齢もピークを過ぎていましたが、レースは誰もが想像していなかった展開を見せます。
鶴田が一位で逃げきり、小池は二位の銀メダルに終わりました。(この次に二大会金の快挙を遂げるのは北島康介です。)
素晴らしい感動的な結果でした。
アーチェリーの山本博さんは41歳でオリンピックで銀メダルを獲得した。馬術の法華津寛さんは70歳を過ぎてもオリンピックに出場した。“中年の星”“ジジイの星”と称賛された2人。
オリンピックの勝負に若手もベテランも無い。
ツルさんはそれを体現してくれた。#いだてん#大東駿介 pic.twitter.com/vIdhEOaHie
— ゆっきー (@yuckypower8) August 19, 2019
残念ながら大横田のみは金ならず銅メダルでしたが、こんな最強の時代があったのですね。
田畑の全部金という言葉は、暗くなりつつある時代、スポーツで国民に元気を与えたいという思いからの言葉でした。
心の底からの言葉ではない。
田畑は決してメダルの亡者ではなく、オリンピックの精神、参加することに意義があることを理解している者でもありました。
それを象徴するシーン、全て金を獲るとかかれた汚い字のスローガンに、黒人からこれは何と書いてあるのかとの問いかけにに「茶番だよ」と答える田畑。
スローガンの書かれた紙をはずすと、その裏には征服する事ではなくよく戦う事だというクーベルタンのオリンピックの精神が英語て書かれた看板が現れます。
田畑の本心がそこにある事を象徴するいいシーンでした。
クーベルタン…#いだてん pic.twitter.com/mbaWcsIeSP
— コリドラスkobo(動物、幕末明治、絵描き) (@211KB) August 18, 2019
日本泳法のエキシビション
日本の金独占は話題になりました。
嘉納治五郎は、外国人の委員から歴史の浅い日本人の水泳がなぜここまでの成果を達成できたのかとの問いに、日本の水泳は歴史があると話をし、エキシビションで古式泳法を披露することになりました。
日本男子人は褌姿で登場、日本古来から伝わる泳法を披露し拍手喝采を浴びます。
画作りが素晴らしい。#いだてん pic.twitter.com/ldZFesnOu6
— 赤羽のマザー (@an_shida) August 18, 2019
感動した客席の外国人選手もプールへ飛び込み、国境の壁を越えて称えあうのでした。
当時の時代背景を思えば感動的なシーンでしたね。
夜空には閉会の花火が打ち上げられます。
美しい!ここ好き
#いだてん pic.twitter.com/vclRHYP5Mn
— hana* (@poppo_2016) August 19, 2019
感動の日系移民
田畑ら一行は、熱い戦いを繰り広げた懐かしいロサンゼルスのオリンピックの宿舎をバスで後にします。
その先にはもうひとつの感動が待っていました。
田畑等水泳選手をのせたバスの前に一人の老人が立ちバスを止めます。
日系移民でした。
#いだてん
日系人の苦労が報われた…(`;ω;´) pic.twitter.com/WraxWeHaGi— 天地百八 (@TenkouTisatu108) August 18, 2019
彼らは差別を受けていました。
試合の前には、日本人が勝てば苛められるといっていたものの、日本人の感動的な活躍に、彼ら差別を受けていた日系人の手をとって、「congratulation」とアメリカ人たちが声をかけてきたのだと。
アメリカ人が自分達に声をかけてきたことがうれしいのだと、涙を流しながら、日本万歳の声が日本人選手、日系人の間に歓呼されるのでした。
このあと、戦局が進むと彼らは収容所に送られる運命にありますが。。
水泳日本代表の活躍により、日系二世の少女の祖国を見る目が変わったこと、差別に耐えてきた日系人男性に感謝を述べられたことを #田畑政治 さんはずっと覚えていたそうです。ロサンゼルスの原体験が、田畑を東京オリンピック招致に向かわせることになりました。#いだてん pic.twitter.com/cKMCaRHDK2
— 大河ドラマ「いだてん」 (@nhk_td_idaten) August 18, 2019
日系二世の少女・ナオミ役の織田梨沙ちゃん。
画面いっぱいに写しだされて耐えうるビジュアルが強い。
コンフィデンスマンJPに出てたのかー。これから注目していこうと思います。#いだてん pic.twitter.com/1RACSAva90— ダッコ(ドラマ好き) (@datsukodoku) August 18, 2019
日本人選手たちは、歓呼の中で帰国します。
ひとつの出来事がおこります。
東京市長が前畑に対して何故金メダルではなかったのかと。
なぜ、ひとかきの僅差で銀メダルだったのかと。
顔がひきつる前畑、そこへ飛び込んでくる田畑。
そこでトラマは終わりました。
銀メダルを獲得して日本中が沸いてるのに「なんで金メダル取れなかったの?」と苦言を呈したオッサンが居たんですよ〜
なぁにィ!?(以下略)#いだてん
※この言葉がある意味前畑秀子の選手生活、ベルリン五輪を左右することになる pic.twitter.com/3yaRa41uBD
— 坂本龍馬 (@historical_per) August 18, 2019
私は過去、水泳の黄金時代があったことは知っていましたが、その時代って、太平洋戦争前夜、5.15事件の後、世の中がきな臭くなっていた時代だったんですね。
そんな時代背景の中、オリンピックは人々を力づけ、人々を繋ぐものであったにもかかわらず、時代の波は押しとどめようもなくブルドーザーのように、ロサンゼルスの感動をなぎ倒していったのだと思うと非常に複雑な気持ちになります。
しかし、戦後また、復興の象徴として東京オリンピックが開催されることを思うと、スポーツという尺度ではかった歴史という、オリンピックイヤー前の新しい大河ドラマの試みが浮かび上がってきます。
実は始まる前まで、ちょっと否定的に見ていましたが、いつのまにか面白さのとりこになってしまいました。
見逃し配信は
第31回トップオブザワールドをはじめ
「いだてん」をもう一度見たい方はU-NEXTで視聴可能です。
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本ページの情報は2019年8月時点のものです。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
ドラマの視聴率
もはや「いだてん」には視聴率は気にせず突っ走ってほしいと思いますが、31回は前畑秀子選手の活躍が描かれたからでしょうか、前回の視聴率から1.3ポイントアップし7.2%だったそうです。
前畑選手はまだまだこれから、ますますスポットが当たりますから視聴率もグングンあがることでしょうね。
まとめ
「いだてん第31回トップオブザワールド前畑秀子の活躍|見逃し配信は」と題してまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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