こんにちは、ツクです!
朝の連続テレビ小説「なつぞら」の東京編がますます面白くなってきました。
「白蛇伝」を完成させて、新しい作品「わんぱく牛若丸」を制作することになりましたね。
なつはいよいよアニメーターとして作品づくりに参画、展開が楽しみですね。
ところで、「白蛇伝」は実際に東映動画で作成されたアニメ映画がありましたが、新たに作ることになった「わんぱく牛若丸」は「白蛇伝」のように実際の作品も存在するのでしょうか?
気になりますね!
「わんぱく牛若丸は実在する?ネタ元のアニメ映画や動画はある?」と題して、迫ってゆきたいと思います!
それでは進めてまいりましょう!
わんぱく牛若丸は実在する?
「なつぞら」で制作する「わんぱく牛若丸」という作品は実際に存在するのでしょうか。
調べてみましたが、どうやら「白蛇伝」のようにどんぴしゃりと該当する「わんぱく牛若丸」という作品はなさそうです。
最初になつが手掛けた「白蛇伝」の場合は、日本で初めて作成された、総天然色のカラーアニメ、記念碑的な作品ですから敬意を払ったのでしょう。
又、なつが高校時代に演じた演劇とも関連付けられた大事な作品です。
しかし今度は、アニメーターとなったなつたちが、課題を与えられて自由にキャラクターを発想していくという設定となっている為、「白蛇伝」とは異なり、新たな作品を設定したのでしょう。
ネタ元のアニメ映画はある?
とはいえ、モデルとなった東映動画の作品があるのでしょう。当時の作品を見てみましょう。
1950年代の劇場アニメ
- こねこのらくがき(1957年)
- ハヌマンの新しい冒険(1957年)
- かっぱのぱあ太郎(1957年)
- 白蛇伝(1958年)
- みんなでいっしょにうたいましょう(1958年)
- 夢見童子(1958年)
- こねこのスタジオ(1959年)
- たぬきさん大当り(1959年)
- 熊と子供たち(1959年)
- 少年猿飛佐助(1959年)
- もちつもたれつ(1959年)
1960年代の劇場アニメ
- 西遊記(1960年)
- 安寿と厨子王丸(1961年)
- ねずみのよめいり(1961年)
- 鉄ものがたり(1962年)
- もぐらのモトロ(1962年)
- アラビアンナイト・シンドバッドの冒険(1962年)
- わんぱく王子の大蛇退治(1963年) ←これがネタ元?
- わんわん忠臣蔵(1963年)
- ガリバーの宇宙旅行(1965年)
- サイボーグ009シリーズ
- サイボーグ009(1966年)
- サイボーグ009 怪獣戦争(1967年)
- 少年ジャックと魔法使い(1967年)
- アンデルセン物語(1968年)
- 太陽の王子 ホルスの大冒険(1968年)
- ゲゲゲの鬼太郎(1968年)
- 長靴をはいた猫(1969年)
- ひとりぼっち(1969年)
- 空飛ぶゆうれい船(1969年)
それらしい作品がありますね。
1963年に制作されている「わんぱく王子の大蛇退治」
どんな映画かみてみましょう。
1963年7月15日に劇場公開された86分のアニメ映画です。
タイトルからしてどうやら、ネタ元のアニメっぽいですね。
キャッチコピーは「八頭の大蛇と空中戦! がんばれ! わんぱく坊やと動物隊!!」
八頭の大蛇ということは、そう日本神話のヒーロー王子スサノオがヒーローですね。
歴史上のヒーロー源義経の幼名牛若丸とつながりますね。
おそらくネタ元は子の作品でしょう。
予告編動画はありました。
白蛇伝とタッチが似ていますよね。
アメリカのディズニー映画とよく似た、まるくて柔らかな動きですね。
母と子供の映画、そして子供の成長映画。牛若丸と重なりますね。
この映画で注目は音楽です。作曲が伊福部昭となっていました。
そう、ゴジラの作曲家ですね。
現代のクラシック音楽の代表的な存在で、リズム感のあるちょっと心の原始的風景を現したような音楽が印象的です。
さて、「なつぞら」ではどんな作品に仕上がってゆくのか楽しみです。
まとめ
わんぱく牛若丸は実在するかどうか確かめてみましたが該当する作品はありませんでした。
しかし他の作品に1963年に公開された「わんぱく王子の大蛇退治」という映画があり、どうやらこの映画がネタ元になっているようです。
動画を見た所、母親と子供のそして子供のスサノオの成長物語。
牛若丸と母の常盤御前、そして平家打倒に立ち上がる姿とかぶりますね
「わんぱく牛若丸は実在する?ネタ元のアニメ映画や動画はある?」と題してまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?
最後までお読みくださりありがとうございました。
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