先日、祇園祭の起源などについて書きましたが、今回はちょっと違う観点で祇園祭を見てみましょう。
祇園祭のミステリアスな一面をご存知でしょうか。
祇園祭は実はユダヤとつながりがある、そんな噂話を着たことはないでしょうか。
その不思議な話をまとめてみました。
ユダヤ民族
この話を進める前に、ユダヤ民族の歴史について語っておかなければなりません。
旧約聖書のお話では、モーゼがエジプトの奴隷となっていたイスラエルの民を解放しました。
そして、今のパレスチナであるカナンの地で、アブラハムの子孫である12の部族が一つになってイスラエル王国が建国されました。
ところが、 10部族からなるイスラエル北王国 と 2部族からなるユダ王国からに分裂します。
そして 北王国は紀元前722年頃、アッシリアに滅ぼされるのです。
10部族はバラバラになり 『失われた10支族』 と言われているのです。
一説によれば 約60年の歳月をかけ、モーゼの10戒が収められた 『契約の箱』を持って東に行ったと言われているのです。
組織論て、最終的にたどり着いた場所が日本だというのです。
面白いことに、北王国が滅んで、約60年後に、日本で神武天皇が即位しているのです。
もっとも古事記の古代の記述の信ぴょう性には疑問がありますが。
しかし、古代日本でキリスト教とのつながりは確かにありました。
古代日本で勢力を持っていた帰化人、秦氏によって伝えられた景教は、古代キリスト教といわれています。
聖徳太子が馬小屋で生まれた伝説など、まさにイエスの誕生そのものですよね。
ユダヤと日本の共通性
それだけだと、義経伝説のような単なるナンチャッテ伝説にすぎないのですが、実はユダヤと日本は言葉に沢山の共通性があるのです。
ドッコイショ や ヤーレンソーラン、ハッケヨーイ・ノコッタ、ジャンケンポンなどヘブライ語と共通するのです。
そして注目すべきは祇園祭とシオン祭の共通性です。名前からして似ている。ギオンとシオン。
もっとも祇園は通説では祇園精舎からきているという説が一般的ですが。
祇園祭は日本の祭りの原型といわれます。そもそも神輿をかつぐ行為は契約の箱を担ぐ姿と似ているといいます。
そして興味深いのはお祭りの開催時期なのです。どちらも7月の1か月をかけて、執り行われるのです。
シオン祭は、旧約聖書のノアの方舟が大洪水を乗り切ったことを祝うお祭りです。
ジオン祭の7月10日は贖罪の日であり、祇園祭では神輿を清める儀式と重なります。
山鉾巡行が行われる7月17日は、ノアの方舟がアララト山に流れ着いた日と重なります。
面白いことに祇園祭の山鉾には、船の形をした鉾があります。
興味深いのは八坂神社の”ヤサカ”はヘブライ語で 神の小屋、をあらわすのです。はたして偶然の一致なのでしょうか。
山鉾を飾る前掛けには沢山の西洋の絵があるのは有名です。中には旧約聖書の絵までもがあります。
不思議な点が多いですね。はたしてユダヤ説を裏付けるものなのでしょうか。それとも偶然の一致なのでしょうか。
非常に興味深い事です。
まとめ
真偽不明の説ですが、想像力をかきたてるお話です。
歴史の裏には隠れた事実が必ず隠されています。
荒唐無稽とも思えるこの説、古代のロマンを掻き立てられます。
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