富山県を代表する絶景スポット・黒部峡谷。切り立った断崖の間を縫うように流れる黒部川と、雄大な山々が織りなす自然の景観は圧巻です。特に秋の紅葉シーズンには、鮮やかな赤や橙、黄色に染まる山肌が谷を包み込み、訪れる人々を魅了します。
2025年も、紅葉とトロッコ列車が織りなす景色を目当てに多くの人で賑わうことが予想されます。本記事では、最新の公式情報に基づく紅葉の見頃や混雑、駐車場やアクセス情報を詳しくまとめました。これから計画を立てる方はぜひ参考にしてください。
目次
黒部峡谷の概要
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スポット名:黒部峡谷(欅平駅周辺)
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所在地:富山県黒部市黒部峡谷
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紅葉の種類:ヤマモミジ、コミネカエデ、ナナカマド、ブナ、ウダイカンバ、ナラなど
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おすすめ観光:欅平ビジターセンター、猿飛遊歩道、奥鐘橋など
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問い合わせ:黒部峡谷鉄道 0765-62-1011/黒部・宇奈月温泉観光局 0765-57-2850
日本三大渓谷の一つに数えられる黒部峡谷は、中部山岳国立公園内に位置し、国の特別天然記念物・特別名勝にも指定されています。V字型に深く刻まれた谷を流れるエメラルドグリーンの黒部川と、立山連峰や後立山連峰の雄大な山並みが広がる光景はまさに絶景です。

黒部峡谷の紅葉2025の見頃
2025年の最新情報は公式からまだすべて発表されていませんが、例年の見頃は10月中旬から11月中旬です。
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見頃のピーク:10月下旬〜11月上旬
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落葉時期:11月中旬
標高差の大きい黒部峡谷では、エリアによって紅葉の進み方が異なります。宇奈月駅周辺よりも標高の高い欅平駅周辺から先に色づき始め、徐々に下流へと紅葉前線が下りてきます。
2025年の紅葉は、最新の気象データによると気温が平年並みで推移しており、例年どおりの時期に見頃を迎える可能性が高いでしょう。公式サイトで最新情報が発表され次第、追記予定です。
黒部峡谷鉄道トロッコ列車で楽しむ紅葉
黒部峡谷の紅葉を堪能するなら、やはり黒部峡谷鉄道のトロッコ列車がおすすめです。
宇奈月駅から欅平駅まで、片道約80分。渓谷の間を縫うように走るトロッコ列車からは、渓谷を埋め尽くす紅葉と黒部川の流れが織りなすダイナミックな景色を存分に楽しめます。
トロッコ列車は観光シーズンになると非常に混雑しますので、事前予約は必須です。特に10月下旬〜11月上旬の週末は予約が早い段階で埋まる傾向がありますので、旅行計画は余裕をもって立てるのが安心です。
黒部峡谷の絶景スポット
1. 欅平ビジターセンター
終点・欅平駅周辺にはビジターセンターがあり、峡谷の自然や歴史について詳しく学べます。ここを拠点に散策を楽しむのもおすすめです。
2. 奥鐘橋
高さ34mの吊り橋から眺める紅葉は圧巻。眼下に広がる清流と、鮮やかに染まった山肌が一望できます。
3. 猿飛遊歩道
欅平駅から徒歩10分ほど。峡谷の奥に広がる神秘的な景観と、間近に迫る紅葉が人気です。
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駐車場情報
トロッコ列車の出発駅・宇奈月駅には有料駐車場があります。
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普通車:約350台/1,000円
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バス:約30台/2,000円
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バイク:500円
紅葉シーズンは駐車場も混雑しますので、朝早めの到着がおすすめです。
混雑状況
紅葉シーズンの黒部峡谷は、特に週末と祝日に混雑がピークを迎えます。
宇奈月駅ではトロッコ列車のチケット売り場に長蛇の列ができるため、公式サイトでの事前予約が必須です。
混雑を避けたい場合は、平日や午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめです。
アクセス
電車の場合
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富山地方鉄道本線「宇奈月温泉駅」から徒歩約5分で黒部峡谷鉄道「宇奈月駅」。
車の場合
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北陸自動車道「黒部IC」から県道14号・13号経由で約20分。
■地図
黒部峡谷の魅力を楽しむポイント
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標高差があるため、長期間にわたり紅葉を楽しめる。
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トロッコ列車や遊歩道からの紅葉はまさに圧巻。
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宇奈月温泉とセットで計画すれば、紅葉と温泉で心身ともに癒される旅になります。
まとめ
黒部峡谷の紅葉は、雄大な自然と人の手では作れない大パノラマが魅力です。2025年も例年どおり10月中旬から11月中旬が見頃となる見込み。特に10月下旬から11月上旬は混雑が予想されますので、早めの予約と計画が成功のカギです。
トロッコ列車でしか見ることのできない絶景紅葉を、ぜひ今年こそ体験してみてください。
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