旧古河庭園は戦後の財閥解体まで古河財閥の邸宅でした。
庭園や現在も残る立派な洋館は国の管理下にあります。
栄華をきわめたこの有名な邸宅内には、日本庭園も洋式の庭園も整備。
中でもバラは大変有名で毎年大勢の人を集めます。
バラの見ごろは年に2回、春と秋に咲き誇ります。
春の見頃は5月中旬から6月下旬、そして秋の見ごろは10月下旬から11月下旬。
大富豪、旧古河庭園とバラの花は実に似合います。
「旧古河庭園の秋バラ2023の見ごろは?混雑や駐車場も!」として纏めました。
それでは早速旧古河庭園のバラを覗いてみましょう。
旧古河庭園の秋バラ2023の概要と見ごろ
■旧古河庭園の概要
開園時間 9時~17時(最終入園は16時30分)
休園日 12月29日~1月1日
住所 北区西ケ原1-27-39
入園料(庭園)一般150円/65歳以上 70円/
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
問い合わせ先 旧古河庭園サービスセンター(03-3910-0394)」
■旧古河庭園の秋バラ2023の見ごろ
旧古河庭園の秋バラ、2023年の見ごろはいつでしょうか?
既に先にも触れましたが、旧古河庭園の秋バラ2023年の見ごろは例年10月下旬から11月下旬ごろにになります。
旧古河庭園や、お屋敷は完成してから100年の時を経ています。
戦後の財閥解体により、屋敷の主で栄華を誇った古河財閥も解体されました。
この豪華な邸宅も今現在は国の管理するところ。
すでに主のいない古い邸宅を彩るバラの花は、時を越えて、今でも館の美しさとバラの花の美しさをお互いに引き立てています。
約100種200株ものバラが華やかに咲き誇ります。
秋のバラフェスティバル
【開催日】
2023年10月7日(土)~11月10日(金)
9時~17時(最終入園は16時30分)
(1)秋バラの音楽会
日時: 11月5日(日)12時/15時(各回約30分)
場所: 洋館横芝生広場
参加費: 無料(入園料別途)
※発表あり次第追記します
(2)庭さんぽ ~バラの香りのツアー~ (※荒天中止)
日時 : 10月19日(木)8時集合 ※開園前実施
集合場所: サービスセンター前
内容 : 旧古河庭園技能職員によるバラの香りの解説。
定員 : 30人程度
※メールでの事前申し込み制(応募者多数の場合は抽選)
参 加 費:無料(入園料別途)
(3)秋バラ限定「ROSE SHOP」 ※荒天中止
日時: 期間中毎日 10時~16時
場所: 芝生広場アプローチ部分
内容: オリジナル商品やバラグッズ等が販売されます
(4)庭園ガイド ※雨天中止
庭園ガイドボランティアによる園内の案内
日時: 期間中毎日 10時~16時
【月曜~金曜】各日14時(各回約60分)
【土曜・日曜・祝日】各日11時、14時(各回約60分)
・集合場所 サービスセンター前
・参加費 無料(入園料別途)
涼やかな秋風の中、旧古河庭園の美しい見頃の秋バラに心癒されたいですね。
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混雑状況はどうなのでしょうか?
見ごろのピークにあわせて人ごみでなかなか前に進めなかったりと、大変混雑してきます。
土日や祝日は特に混雑しますので、もし平日に行かれるのが可能でしたら、平日の来園をおすすめします。
又、時間と共に混雑し、11時から16時あたりがピークとなりますので、朝早く行かれるか、時間が限られてしまいますが夕方行き混雑を会費されるとよいでしょう。
遅くとも11時までにはことをバラフェスティバル開催日以外でしたら割と空いているようですが、フェスティバル始まると
お休みの日、土日祝日は混雑しますので出来るだけ平日に行くか、早い時間に行かれることをお奨めします。
駐車場は
駐車場はありませんので、公共の交通機関利用をおススメします。
車でお越しの場合は近隣の駐車場に停車する必要があります。
バラか西ヶ原第1駐車場
コインパーク西ヶ原3丁目駐車場
リパーク中里2丁目駐車場
等、近隣にはいくつか駐車場があります。
旧古河庭園の地図
アクセス
電車
- JR京浜東北線 上中里駅 下車 徒歩7分
- 東京メトロ 南北線 西ヶ原駅 (N15)下車 徒歩7分
- JR山手線 駒込駅 下車 徒歩12分
- 都電荒川線「飛鳥山」下車 徒歩18分
バス
北区コミュニティバス(王子・駒込ルート)20分間隔
JR駒込駅より5分・JR王子駅より20分
「旧古河庭園」下車
豆知識
古河庭園が古川財閥の手になるまでは、明治の外務卿として活躍した陸奥宗光の別宅です。
陸奥はまだ子供ともいえるほど若くして紀州藩を脱藩、坂本竜馬の海援隊で竜馬を見ながら長じてゆきました。
明治ではカミソリ陸奥といわれるほど頭が切れ、江戸時代に結んだ不平等条約の改正に外務卿として力を発揮しました。(奥様がとてつもなく美人です)
陸奥の次男が古河財閥創業者の古川市兵衛の養子、第2代当主となった為、古河の所有となりました。但し当時の建物は残っていません。
さらには三代目の古川虎之助(市兵衛の実子)が、周囲の土地も購入して拡げ、古河家の本家としたのです。
洋館と洋風庭園を設計したのは日本に洋風建築の技術を伝えたコンドル、鹿鳴館やニコライ堂を設計した人です。
日本庭園は数々の名園を手がけた七代目小川治衛の手になるもの。
又、第二次世界大戦のときも、建物、庭園とも戦火を免れ、非常に文化的価値の高いものです。
戦後、古河家は財閥解体とともに、公職追放となり、又生活費までもが占領軍の認可を要するまでに力をそがれました。
この旧古河家と庭園は進駐軍に接収、後国有財産となり、1965年に東京都の公園化の要請により整備され「旧古河庭園」となったのです。
しかし洋館ほって置かれ、お化け屋敷とよばれるほどに荒廃、1982年から7年もの歳月をかけて修復が行なわれ、1,989年現在の美しい
人気のおみやげ
バラアイス ¥250
食用バラを練りこんだバラの味が楽しめるオススメの一品です。
ひとくち食べたらバラの香りが広がります。
バラのひとくちようかん ¥510
食べやすいひとくちサイズのようかんです。
こちらもバラの香りたっぷり。
ツイッターから
秋のバラフェスティバル in 旧古川庭園 5 pic.twitter.com/xZbgoqJ2Xi
— ぱんち (@_panchi65) 2013年10月12日
旧古川庭園で写真。秋のバラフェスティバルだって!ひとすごい pic.twitter.com/XsOkEsBUkR
— 田村桃子 (@momomoflute) 2014年10月26日
旧古川庭園秋のバラフェスティバル開催中です!満開までとはいきませんが、とても良い香りです。紅葉とバラのコラボが素敵杉! pic.twitter.com/ED5XmAlDZz
— エノモ (@enojyu) 2017年10月8日
旧古川庭園秋のバラフェスティバルにて紅葉と色が様々に変わるリオサンバというバラ pic.twitter.com/EUstaJy5SJ
— エノモ (@enojyu) 2017年10月9日
旧古川庭園秋のバラフェスティバルに来ております!今年もピンク・ピースが咲いてます。
詳細はこちらhttps://t.co/UQhUpesbwn pic.twitter.com/MS4rqkOzVw— エノモ (@enojyu) 2016年10月10日
古い洋館とバラの花は実に良く似合いますね!
洋館の窓から立派な髭を蓄えた紳士や着飾った令嬢が今にも出てくるのではないかと感じます。
旧古河庭園の2023の見ごろの秋バラと出会い、美しいバラたちの力が私たちの疲れた心を癒してくれそうです。
まとめ
庭園とともに、素晴らしい日本庭園もあります。
もうすぐ紅葉も始まり美しい洋館が自然の美しさを身にまとって、さらに美しさを増してゆきます。
秋の旧古河庭園、見逃せません。
「旧古河庭園の秋バラ2023の見ごろは?混雑や駐車場も!」としてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。
素敵な秋の日をお過ごしください。
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