九州の屋根と称される祖母山（そぼさん）。大分県と宮崎県の県境にそびえる標高1,756mの日本百名山は、秋になると原生林が鮮やかに染まり、神秘的な紅葉の世界が広がります。太古から信仰の対象として崇められてきた山の紅葉は、ま…

断崖の窪みに国宝・投入堂が鎮座する三徳山三佛寺は、秋になると山全体が錦に染まり、文殊堂や地蔵堂の縁側から眺める紅葉が格別です。修験の山ならではの厳しさと、紅葉のやわらかな光が交わる時間を、今年こそ体験してみませんか。れば…

福井県と岐阜県の県境にそびえる冠山（かんむりやま）。標高1,257mの山は「烏帽子」のような美しい山容を持ち、四季折々に豊かな表情を見せてくれます。 秋になるとブナやミズナラ、カエデなどが一斉に色づき、山全体が赤や橙に染…

落差350mと日本屈指のスケールを誇る称名滝。立山連峰を源流とし、弥陀ケ原台地あたりから一気に4段で流れ落ちるその豪壮な姿は、春の雪解け期や夏の新緑も魅力ですが、秋には滝と紅葉が織りなす風景が特に格別です。この記事では、…

原生林と清流が織りなす西沢渓谷は、秩父多摩甲斐国立公園を代表する紅葉の名所です。ブナやカエデ、ミズナラが渓谷の斜面を染め、エメラルド色の流れや大小の滝と重なり合う景色は格別です。なかでも日本の滝百選「七ツ釜五段の滝」と紅…

新潟県魚沼市に広がる奥只見湖は、貯水量6億トンを誇る日本屈指の巨大人造湖。昭和35年に奥只見ダム建設によって誕生し、現在では日本紅葉の名所100選にも選ばれるほどの絶景スポットとして知られています。 秋になると周囲の山々…

標高差を活かした紅葉のグラデーションで彩られる飛騨美濃せせらぎ街道は、秋のドライブやツーリングで人気を誇る絶景ルートです。郡上八幡から高山清見まで続く約70kmの道は、色とりどりの山々が連なるカーブを描き、まるで絵画のよ…

秋の北海道は、日本の中でも一足早く紅葉のシーズンを迎えます。なかでも「大沼国定公園」は、駒ヶ岳を背景に湖と紅葉が織りなす雄大な風景で、多くの旅行者を魅了してきました。 湖畔を歩けば色とりどりの木々が水面に映え、まるで絵画…

秋の訪れとともに、愛知県で最も早く紅葉が楽しめる茶臼山高原が美しいシーズンを迎えます。 県内最高峰・茶臼山（標高1,415m）とその周辺に広がる高原は、鮮やかなモミジやナナカマドが一斉に色づき、秋ならではの絶景を見せてく…

透き通る湖面に映える真紅のカエデ、黄金色に染まるナナカマド。 そして背後には堂々とそびえる男体山——。 日光中禅寺湖の紅葉は、まるで一枚の名画を切り取ったかのような美しさです。 湖を囲む木々が一斉に色づく秋は、一年で最も…