新潟県魚沼市に広がる奥只見湖は、貯水量6億トンを誇る日本屈指の巨大人造湖。
昭和35年に奥只見ダム建設によって誕生し、現在では日本紅葉の名所100選にも選ばれるほどの絶景スポットとして知られています。
秋になると周囲の山々がブナやカエデ、ナラなどの広葉樹に彩られ、湖面にはまるで鏡のように映り込みます。
遊覧船から眺める湖上の紅葉は格別で、毎年多くの観光客が訪れる人気の秋旅スポットです。
ここでは、2025年最新の紅葉の見頃、混雑状況、駐車場、アクセス情報を詳しくご紹介します。
目次
奥只見湖の紅葉2025の見頃
例年、奥只見湖の紅葉の見頃は 10月中旬~11月上旬。
2023年は10月21日~11月1日頃にピークを迎えた記録があり、標高差があるため比較的長く楽しめるのが特徴です。
2025年の紅葉についても、同じ時期に色づきが進む見込みです。
なお、気候条件によって変動するため、具体的な見頃予想や落葉時期については、気象情報や観光協会の発表を確認し次第追記します。
見頃の時期には、黄金色のブナ林や真紅のカエデが湖を囲み、まさに絶景のパノラマが広がります。

奥只見湖の紅葉を楽しむ方法
遊覧船クルーズ
紅葉シーズンにぜひ体験したいのが、奥只見湖遊覧船です。
湖上から見渡す紅葉は、山々を取り囲む壮大な景観を一度に楽しめる特別な体験。
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運航期間:5月下旬~11月上旬(紅葉時期は毎日運航/荒天時運休)
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時間:9:30~15:30
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料金:大人1,200円/小人600円
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所要時間:約40分
特に朝一番の便は比較的空いており、混雑を避けてゆったりと絶景を楽しめます。


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奥只見湖の混雑状況と回避法
紅葉シーズンの奥只見湖は全国から観光客が訪れるため、混雑は避けられません。
特に土日祝日は、駐車場・遊覧船ともに大変込み合い、遊覧船は300人乗りの大型船でも満席になることがあります。
混雑を避けるコツは以下の通りです。
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平日を狙う:休日よりもスムーズに観光可能
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朝早い時間に到着:遊覧船9時台の便は比較的空いている
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午後遅めは避ける:紅葉シーズンは15時頃から駐車場・道路が混みやすい
なお、奥只見シルバーライン(小出ICから奥只見ダムへ向かう道)は紅葉シーズンに交通量が増え、トンネル内でも渋滞することがあるため時間には余裕を持ちましょう。
奥只見湖の駐車場情報
奥只見湖周辺には複数の駐車場があり、紅葉シーズンにはフル活用されます。
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奥只見ダム駐車場:収容約700台/無料/公衆トイレあり
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銀山平駐車場:約60台/無料/銀山平温泉周辺散策に便利
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荒沢岳登山口駐車場:登山客向け/紅葉散策の拠点にも利用可能
遊覧船乗り場へは駐車場からスロープカーを使って約4分で到着します。
ただし、紅葉のピークには午前中でも満車になるため、早朝の到着が必須です。
奥只見湖周辺のおすすめ紅葉スポット
奥只見シルバーライン
小出ICから奥只見湖へ向かう約22kmの道は、全長18本ものトンネルを抜けながら紅葉に染まる山々を駆け抜けます。
湖に着く前から美しい景観を楽しめる人気のドライブルートです。
銀山平温泉
奥只見湖から車で10分ほど。紅葉を眺めながら温泉に浸かれる穴場で、日帰り入浴も可能です。
遊歩道散策
奥只見湖周辺には遊歩道も整備されており、湖畔を歩きながら木々の彩りや湖面に映る紅葉をじっくり楽しむことができます。
奥只見湖へのアクセス
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車:関越自動車道「小出IC」から国道352号、奥只見シルバーライン経由で約60分
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電車・バス:上越新幹線「浦佐駅」から南越後観光バスで約80分(運行は11月上旬まで)、終点下車後徒歩15分
公共交通の便は限られるため、マイカー利用が主流です。紅葉シーズンは道路渋滞もあるため、時間に余裕を持って行動しましょう。
■地図
まとめ
奥只見湖の紅葉は、湖面に映り込む景色が幻想的で「日本紅葉の名所100選」に選ばれるのも納得の美しさ。
2025年も例年通り10月中旬~11月上旬が見頃となる見込みです。
混雑を避けるには平日の早朝訪問がベスト。遊覧船や湖畔散策、温泉なども組み合わせれば、心も体も癒される秋の一日になるでしょう。
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