大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まりましたね。
三谷幸喜の期待の三作目です。
視聴率イマイチの滑り出しながら三谷ワールド炸裂で非常に面白いと思うのですが。
今後の展開が楽しみです。
大河ドラマは、1963年に始まり実に長い歴史。
過去の視聴率や、出演回数の多い役者さんなど、過去のデータを調べてみました。
「NHK大河ドラマ過去の作品や視聴率や役者さん登場ランキング等」として纏めてみましたのでご参考にしてください。
NHK大河ドラマ過去の作品
先ずは過去どんな作品が放映されたんでしょう。過去の作品を一覧にしてみました。
- 花の生涯(1963年)井伊直弼
- 赤穂浪士(1964年)
- 太閤記(1965年)
- 源義経(1966年)
- 三姉妹(1967年)幕末平民
- 竜馬がゆく(1968年)
- 天と地と(1969年)上杉謙信
- 樅ノ木は残った(1970年)伊達騒動
- 春の坂道(1971年)柳生但馬守
- 新・平家物語(1972年)
- 国盗り物語(1973年)斎藤道三、織田信長、明智光秀
- 勝海舟(1974年)
- 元禄太平記(1975年)柳沢吉保と大石内蔵助
- 風と雲と虹と(1976年)平将門
- 花神(1977年)大村益次郎
- 黄金の日日(1978年)呂宋助佐衛門
- 草燃える(1979年)北条政子
- 獅子の時代(1980年)幕末明治架空の人物
- おんな太閤記(1981年)北政所
- 峠の群像(1982年)大石内蔵助
- 徳川家康(1983年)
- 山河燃ゆ(1984年)第二次大戦の日系人
- 春の波涛(1985年)マダム貞奴と川上音二郎
- いのち(1986年)現代
- 独眼竜政宗(1987年)伊達政宗
- 武田信玄(1988年)
- 春日局(1989年)
- 翔ぶが如く(1990年)西郷と大久保
- 太平記(1991年)足利尊氏
- 信長 King of Zipangu(1992年)
- 琉球の風 Dragon Spirit(1993年)啓泰(琉球)
- 炎立つ(1993年~1994年)奥州藤原氏
- 花の乱(1994年)日野富子
- 八代将軍吉宗(1995年)徳川吉宗
- 秀吉(1996年)
- 毛利元就(1997年)
- 徳川慶喜(1998年)
- 元禄繚乱(1999年)大石内蔵助
- 葵 徳川三代(2000年)徳川家康、秀忠、家光
- 北条時宗(2001年)
- 利家とまつ 加賀百万石物語(2002年)
- 武蔵 MUSASHI(2003年)
- 新選組!(2004年)
- 義経(2005年)
- 功名が辻(2006年)山内一豊の妻
- 風林火山(2007年)山本勘助
- 篤姫(2008年)
- 天地人(2009年)直江兼続
- 龍馬伝(2010年)
- 江~姫たちの戦国~(2011年)
- 平清盛(2012年)
- 八重の桜(2013年)新島八重
- 軍師官兵衛(2014年)黒田官兵衛
- 花燃ゆ(2015年)吉田松陰の妹
- 真田丸(2016年)真田幸村
- おんな城主 直虎(2017年)井伊直虎
- 西郷どん(2018年)西郷隆盛
- いだてん~東京オリムピック噺~(2019年)金栗四三、田畑政治
- 麒麟がくる(2020年)明智光秀
- 青天を衝け(2021年)渋沢栄一
- 鎌倉殿の13人(2022年予定)北条義時
- どうする家康(2023年予定)徳川家康
過去の作品を一覧にしてみると、ドラマ制作の歴史を感じますね。
初回放送時に生まれた方は、既にもう50代半ば。
いかに支持されてきたのかがよくわかります。
様々な人物、時代が描かれています。
最も古い時代
は1976年に放送された「風と雲と虹と」。
平将門は900年代前半に生きた人物です。
最も新しい時代
1986年に放映された「いのち」です。
戦後から昭和60年代前後(当時の”現代”)までを描かれた異色作です。
戦後から昭和61年までを描いています。
視聴率ランキング
- 1位:独眼竜政宗 平均視聴率39.7%
- 2位:武田信玄 平均視聴率39.2%
- 3位:春日局 平均視聴率32.4%
- 4位:赤穂浪士 平均視聴率31.9%
- 5位:おんな太閤記 平均視聴率31.8%
- 6位:太閤記 平均視聴率31.2%
- 7位:徳川家康 平均視聴率31.2%
- 8位:秀吉 平均視聴率30.5%
- 9位:いのち 平均視聴率29.3%
- 10位:八代将軍吉宗 平均視聴率26.4%
- 11位:草燃える 平均視聴率26.3%
- 12位:太平記 平均視聴率26.0%
- 13位:黄金の日日 平均視聴率25.9%
- 14位:天と地と 平均視聴率25.0%
- 15位:元禄太平記 平均視聴率24.7%
- 16位:信長 平均視聴率24.6%
- 17位:篤姫 平均視聴率24.5%
- 18位:勝海舟 平均視聴率24.2%
- 19位:風と雲と虹と 平均視聴率24.0%
- 20位:峠の群像 平均視聴率23.7%
世相の違いがあるので単純には現在と過去を比較できないと思いますが、最近の作品では宮崎あおいさん主演の篤姫が17位にランクインしているのは、大河離れが進むこの頃にあって、特筆すべきですね。確かに素晴らしい作品でした。
視聴率ワーストランキング
- 1位 いだてん 2019年放送平均8.2%
- 2位 平清盛 2012年放送平均12.0%
- 2位 花燃ゆ 2015年放送平均12.0%
- 4位 西郷どん 2018年放送平均12.7%
- 5位 おんな城主 直虎 2017年放送平均12.8%
- 6位 花の乱 1994年放送平均14.1%
- 7位 竜馬がゆく 1968年放送平均14.5%
- 8位 八重の桜 2013年放送平均14.6%
- 9位 軍師官兵衛 2014年放送平均15.8%
- 10位 真田丸 2016年放送平均16.6%
- 11位 武蔵ーMUSASHIー 2003年放送平均16.7%
- 12位 琉球の風 DRAGON SPIRIT 1993年放送平均17.3%
- 13位 新選組! 2004年放送平均17.4%
こうしてみてみると、視聴率と作品の質は比例しない事がよくわかります。
又最近の大河離れがよくわかりますね。
第一位の「いだてん」は一年を通じて複線をはりめぐらされた大河史に残る見事な作品でしたが、この視聴率は残念でなりません。
真田丸や新選組といった傑作が含まれていますし、素晴らしい作品だった平清盛が上位にあるのは不思議でなりません。
平清盛はスタート直後から画面が暗いとか、色々余計な注文がつきましたが、当時の武士がどんな立場であったかをよく表しており、また脚本も見事に伏線をひいて人物をうまく表現していました。
しかし視聴率の低さからか一話分カットとなってしまい、おそらく尺があわなくなったのでしょう、最終回が描き切れなかったのが気の毒でした。
何故ここに「江」が入っていないのか不思議ですが。。。
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主演回数ランキング
1位:4回
西田敏行
- 山河燃ゆ(1984年) 天羽忠 役
- 翔ぶが如く(1990年) 西郷隆盛 役
- 八代将軍 吉宗(1995年) 徳川吉宗 役
- 葵 徳川三代(2000年) 徳川秀忠 役
八代将軍吉宗のみ単独の主役です。「山河燃ゆ」は日系人兄弟の話で兄役の松本幸四郎さんとの主演、「跳ぶが如く」は大久保利通の鹿賀丈史さんとの主演、「葵 徳川三代」は文字通り、津川雅彦の家康、山田孝之さんの家光と三代のお話です。
追記:ご指摘がありました。山田孝之さんは子役時代、大人になった家光は尾上辰之助改め尾上松緑さんでした。訂正致します。
2位: 3回
石坂浩二
- 天と地と(1969年、上杉謙信役)
- 元禄太平記(1975年、柳沢吉保役)
- 草燃える(1979年、源頼朝役)
元禄太平記は江守徹さん演じる大石内蔵助とのダブル主演、草燃えるは、頼朝が亡くなり岩下志麻演じる北条政子が、最初にクレジットされるようになりました。
3位:2回
渡辺謙
- 独眼竜政宗(1987年) 伊達政宗 役
- 炎立つ(1993年- 1994年) 第一部 藤原経清 第三部 藤原泰衡 役
炎立つは奥州藤原四代を描き、二代藤原清衡は村上弘明さんが、三代秀衡を渡瀬恒彦さんが演じました。(三部の主人公は秀衡ではなく泰衡)
三田佳子
- いのち(1986年)岩田未希
- 花の乱(1994年)日野富子
いのちは初の現代を扱った橋田寿賀子の大河です。
花の乱は素晴らしい作品だと思うのですが時代があまりに暗いせいか受けが悪かったですね。足利義政を市川團十郎が演じ、若き日を息子の市川海老蔵(当時新之助)が、日野富子を松たか子が演じました。細川勝元を野村萬斎が山名宗全を萬屋錦之介という豪華な配役陣でした。脚本は 市川森一さんによる質の高い作品ながら何故か視聴率が低かったですね。
緒形拳
- 太閤記(1965年) 豊臣秀吉
- 峠の群像(1982年) 大石内蔵助
緒形拳さんは大河ドラマに大きな足跡を残した役者さんですね。太閤記ではまだ知られていない役者でしたが大抜擢、織田信長を高橋幸次さんが演じて余りのハマリぶりに話題となりました。
さすがにオンタイムでは見ていませんが。この二人はその後、黄金の日々で秀吉、信長役が再現されました。
加藤剛
- 風と雲と虹と(1976年)平将門
- 獅子の時代(1980年)苅谷嘉顕
どちらも加藤剛さんらしい、クリーンな人間像でした。獅子の時代は主役を二人、架空の人物をたて、片や会津藩士の生き残りを菅原文太さん、薩摩のエリートを加藤剛さんが演じていました。又テーマ音楽が宇崎竜童さんのエレキギターとオーケストラという画期的な試みでした。
平幹二朗
- 樅ノ木は残った(1970年) – 原田甲斐 役
- 国盗り物語(1973年) – 斎藤道三 役
国盗り物語は前半、油売りから一国一城の主となった斉藤道三を演じ、前半で道三は亡くなり娘婿の織田信長に主役を譲りました。群像劇のような形で魅力的な人物達を上手く描いていました。
出演ランキング
1位 19作品 江守徹
- 源義経(1966年)
- 三姉妹(1967年) 山縣狂介役
- 竜馬がゆく(1968年) 白峰俊馬役
- 天と地と(1969年)
- 樅ノ木は残った(1970年) 轟木三平役
- 春の坂道(1971年)土井利勝役
- 新・平家物語(1972年)樋口兼光役
- 国盗り物語(1973年)黒田官兵衛役
- 勝海舟(1974年)杉純道役
- 元禄太平記(1975年)大石内蔵助役
- 春日局(1989年)斎藤利三役
- 琉球の風(1993年)謝名親方役
- 八代将軍吉宗(1995年)近松門左衛門&ナレーション
- 葵 徳川三代(2000年)石田三成役
- 徳川慶喜(1998年)島津久光役
- 武蔵 MUSASHI(2003年)あかねや絃三役
- 功名が辻 第1話(2006年)今川義元役
- 篤姫(2008年) 徳川斉昭役
- 花燃ゆ(2015年) 阿久沢権蔵役
西田敏行さんが一番かと思いきや、江守徹さんだったんですね。
2位 13作品 西田敏行
- 新・平家物語(1972年) 北条義時、横山相模介 役
- 国盗り物語(1973年) 弥八 役
- 花神(1977年) 山県狂介 役
- おんな太閤記(1981年) 豊臣秀吉 役
- 山河燃ゆ(1984年) 天羽忠 役
- 武田信玄(1988年) 山本勘助 役
- 翔ぶが如く(1990年) 西郷隆盛 役
- 八代将軍吉宗(1995年) 徳川吉宗 役
- 葵 徳川三代(2000年) 徳川秀忠 役
- 武蔵 MUSASHI(2003年) 内山半兵衛 役
- 功名が辻(2006年) 徳川家康 役
- 八重の桜(2013年) 西郷頼母 役
- 西郷どん(2018年)-ナレーション/西郷菊次郎役
- 鎌倉殿の13人(2021年)後白河法皇 役
西田敏行さんはもう大河の顔のような存在ですね。武田信玄の山本勘助役が素晴らしかったですね。
3位 11作品 石坂浩二
- 花の生涯(1963年)
- 赤穂浪士(1964年)
- 太閤記(1965年)石田三成役
- 天と地と(1969年)上杉謙信役
- 元禄太平記(1975年)柳沢吉保役
- 草燃える(1979年)源頼朝役
- 徳川家康(1983年)納屋蕉庵役
- 八代将軍吉宗(1995年)間部詮房役
- 元禄繚乱(1999年)吉良義央役
- 新選組!(2004年)佐久間象山役
- 江〜姫たちの戦国〜(2011年)千利休役
石坂浩二さんは演技がうまい。元禄太平記では純な青年からだんだん権力者として変わっていく姿を見事な演技で見せてくれました。最近はすっかり遠のいていますが大河の常連でしたね。
その他は順位がわからないものの、私の記憶に残るよく出てくる役者さんを並べてみました。
近藤正臣
- 樅ノ木は残った(1970年) 伊東采女
- 国盗り物語(1973年) 明智光秀
- 黄金の日日(1978年) 石田三成
- 徳川家康(1983年) 松平広忠
- 太平記(1991年) 北畠親房
- 元禄繚乱(1999年) 牧野成貞
- 武蔵 MUSASHI(2003年) 大野治長
- 功名が辻(2006年) 細川幽斎
- 龍馬伝(2010年) 山内容堂
- 真田丸(2016年) 本多正信
近藤正臣さんも上手いですね。国盗り物語で演じた明智光秀は魅力的に描かれ非常に印象的でした。
緒形拳
- 太閤記(1965年) 主演・豊臣秀吉
- 源義経(1966年) 武蔵坊弁慶
- 新・平家物語(1972年) 阿部麻鳥
- 風と雲と虹と(1976年) 藤原純友
- 黄金の日日(1978年) 豊臣秀吉
- 峠の群像(1982年) 主演・大石内蔵助
- 太平記(1991年) 足利貞氏
- 毛利元就(1997年) 尼子経久
- 風林火山(2007年) 宇佐美定満
緒形拳といえば秀吉というほど、秀吉役がはまりすぎて強烈な印象を残しましたが兎に角緒方さんの存在感は凄いものがありました。
高橋英樹
- 竜馬がゆく(1968年) 武市半平太役
- 春の坂道(1971年) 坂崎出羽守役
- 国盗り物語(1973年) 織田信長役
- 花神(1977年) 河井継之助役
- 翔ぶが如く(1990年) 島津久光役
- 北条時宗(2001年) 毛利季光役
- 義経(2005年) 藤原秀衡役
- 篤姫(2008年) 島津斉彬役
- 花燃ゆ(2015年) 井伊直弼役
国盗り物語の信長がやはり良かったですね。良い役でも憎まれ役でもさすがの演技を見せてくれます。
平幹二郎
- 樅ノ木は残った(1970年) 原田甲斐 役
- 国盗り物語(1973年) 斎藤道三 役
- 武田信玄(1988年) 武田信虎 役
- 信長 KING OF ZIPANGU(1992年) 加納随天 役
- 北条時宗(2001年) 北条重時 役
- 義経(2005年) 後白河法皇 役
- 篤姫(2008年) 調所広郷役
若い頃はカッコいい役を演じていましたが、歳をとってクセのある役が滅法うまく、信長の加納隋天役はうまかったですね。
役所広司
- 獅子の時代(1980年) 村上泰治 役
- おんな太閤記(1981年) 織田信孝 役
- 徳川家康(1983年) 織田信長 役
- いのち(1986年) 浜村直彦 役
- 花の乱(1994年) 伊吹三郎 役
- いだてん〜東京オリムピック噺〜(2019年) 嘉納治五郎 役
徳川家康で信長役に大抜擢、まだ余り知られていない無名塾の役者さんでしたが、一気にブレークしました。初登場のキラキラしたカッコいい信長が印象的でした。
渡辺謙
- 山河燃ゆ(1984年) 楠田武 役
- 独眼竜政宗(1987年) 伊達政宗 役
- 炎立つ 第一部・第三部(1993年 – 1994年) 藤原経清・藤原泰衡 役
- 北条時宗(2001年) 北条時頼 役
- 西郷どん(2018年) 島津斉彬 役
独眼竜正宗で大抜擢、以後大スターの道を進んでいますね。印象深かったのは北条時宗で父の北条時頼役を鬼気迫る演技を見せてくれ、渡辺謙さん退場後、急にドラマの重さが軽くなったような印象さえうけるほど。言うに及びませんが名優ですね。
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作品評価(私の主観です)
視聴率と作品の質は必ずしも一致しないもの。私の主観で並べてみました。
さすがにオンタイムで見ていない作品が多いので新平家物語以前は含めていません。
昨年の「青天を衝け」はいつも期待外れに終わる明治が見事に描かれ、細部に渡る見事な描写に最後まで惹きつけられました。
- 1位 いだてん(2019年)
- 2位 青天を衝け(2020年)
- 3位 真田丸(2016年)
- 4位 新選組!(2004年)
- 5位 麒麟が来る(2020年)
- 6位 国盗り物語(1973年)
- 7位 黄金の日日(1978年)
- 8位 太平記(1991年)足利尊氏
- 9位 葵 徳川三代(2000年)
- 10位 草燃える(1979年)
- 11位 独眼竜政宗(1987年)
- 12位 花の乱(1994年)
- 13位 平清盛(2012年)
- 14位 武田信玄(1988年)
- 15位 獅子の時代(1980年)
- 16位 炎立つ(1993年~1994年)
- 17位 八代将軍吉宗(1995年)
- 18位 元禄繚乱(1999年)
- 19位 利家とまつ 加賀百万石物語(2002年)
- 20位 風林火山(2007年)
- 21位 篤姫(2008年)
- 22位 西郷どん(2018年)
いざ並べてみると難しいですね。
上位作品は甲乙つけがたいのですが、あえて視聴率ワースト一位の「いだてん」をあげました。
これまで取り上げていない時代をとりあげ、時代を重層的に上手く描いたクドカンの凄さを感じさせられました。
特に「懐かしの満州」の回は凄かった。まるで落語ミュージカルのような構成は天才クドカンの力が放出されていました。
三谷幸喜作品が登場人物たちを皆生かし切っていたと思い2,3位に入れてみました。
麒麟が来るは、コロナにより撮影が中断し、放送休止期間が発生したものの、ドラマを作るスタッフの意気込みがひしひしと伝わり圧倒的な熱量を感じました。
ドラマは脚本によるところが大きいですね。クドカンや三谷幸喜さんをはじめ、ジェームス三木さんや市川森一さん、池端俊策さん、大野靖子さん等素晴らしい作品を沢山の残されましたね。
来年の三谷幸喜さんの三度目の登場、そして再来年の古沢良太さん、実に楽しみです。
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まとめ
新大河「青天を衝け」が始まりましたが、NHK大河ドラマは過去どんな作品があっただろうと、並べてみました。
又視聴率や役者さんの登場ランキング等も並べてみると、過去の作品が頭によみがえってくるとともにこれからの大河への期待もふくらんできます。
「NHK大河ドラマ過去の作品や視聴率や役者さん登場ランキング等」としてまとめてみました。
思う事は以下の2点でしょうか。
・取り上げる時代の偏り
・視聴率偏重による評価
取り上げる時代の偏り
戦国時代など、「あの作品の信長役、秀吉役は誰だっただろう」と記憶が混乱しています。
視聴率が稼げる戦国か幕末を外れるとたちまち落ちてしまう視聴率を考えれば致し方ないのかな思います。
しかし、日本史にはもっともっと豊富にドラマの材料が埋もれており勿体ないなと思ってしまいます。
視聴率の制約、時代考証の制約、イデオロギー的な制約等様々な制約があるのだろうと想像しますが、NHKであるからこそ制約を超えて制作してほしいなと思います。
又かつてスペシャル大河として「坂の上の雲」という素晴らしい作品がありましたが、特別枠で未知の領域へ挑戦してほしいなと希望します。
視聴率偏重による評価
視聴率偏重による評価も見直しが必要だと感じます。
映画作品も口コミで広がり、上映回数を重ねるごとに評価が高まり名作となるケースもあります。
「いだてん」など初期に離脱してしまった方が多く勿体ないと思うのです。
再放送により評価が見直される作品に違いありません。
今後も楽しみな作品が続きます。
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