標高約1,200m、霧島連山に抱かれた「えびの高原」。
韓国岳や白鳥山に囲まれた雄大な景観と、湖面に映える紅葉が織りなす絶景で、九州屈指の紅葉名所として知られています。
秋が深まると、ドウダンツツジやナナカマドが鮮やかな赤やオレンジに染まり、湖のエメラルドブルーとのコントラストが息をのむ美しさです。
家族連れやカメラ片手のハイカー、自然を愛する大人旅…幅広い世代に愛されるえびの高原の紅葉。
この記事では、2025年最新情報として見頃・混雑・駐車場・散策ルート・おすすめの楽しみ方を詳しく解説します。
目次
見頃情報|2025年のピークは?
例年の紅葉の見頃は10月下旬〜11月上旬です。
2024年は少し冷え込みが遅く、11月上旬がピークでした。
2025年も同じ時期の見頃が予想されますが、冷え込みや雨量によって1週間前後変動する場合があります。
紅葉の色づき具合は、えびのエコミュージアムセンターの公式サイトやSNSでこまめにチェックして訪問計画を立てると安心です。

混雑状況|ゆったり楽しむための時間帯
紅葉シーズンは例年多くの観光客で賑わいますが、他の有名観光地に比べれば比較的落ち着いています。
とはいえ、週末や祝日、10時〜14時頃は駐車場周辺で渋滞が発生しやすいので注意が必要です。
混雑を避けるコツは以下の通りです。
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早朝7:00〜9:00に到着して朝の澄んだ空気の中で散策
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平日を狙うことでゆったりと写真撮影を満喫
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昼間のピークを避け、夕方前の時間帯に訪れる
紅葉と湖面の美しい写真を撮るなら、午前中の柔らかい光を狙うのがおすすめです。

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駐車場情報|料金と便利な使い方
えびの高原には有料駐車場が完備されています。
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普通車:500円
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二輪車:200円
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マイクロバス:1,000円
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大型バス:2,000円
駐車場は収容台数が多めですが、紅葉ピーク時は満車になることもあります。
午前中の早めの到着がスムーズです。
散策・登山ルートのおすすめ
えびの高原の紅葉を存分に楽しむには、池めぐりコースや展望台ハイキングがおすすめです。
池めぐりコース
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所要時間:約2時間
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見どころ:白紫池・六観音御池・不動池
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特徴:緩やかな道が多く、初心者でも歩きやすいルート。湖面に紅葉が映り込むスポットも多く、写真映え抜群です。
韓国岳トレッキング
体力に自信がある方には韓国岳登山がおすすめ。
標高1,700mの頂上からは、紅葉に彩られた高原全体を一望できます。
写真撮影のベストスポット
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六観音御池
湖の青と紅葉の赤・オレンジが映える絶景。早朝の静かな時間は水面が鏡のように美しく、幻想的です。 -
白紫池
大きな湖面に紅葉が映えるポイント。午後の光で鮮やかに色づく紅葉が魅力です。 -
白鳥山展望台
韓国岳や桜島まで望める大パノラマ。空気が澄んだ日には絶景が広がります。
周辺で楽しめるスポット
紅葉を楽しんだ後は、周辺観光もおすすめです。
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えびの高原温泉
トレッキングの疲れを癒やすのに最適。紅葉を眺めながらの露天風呂は格別です。 -
地元グルメ
霧島連山の湧水で育った新鮮な野菜や、地鶏料理が堪能できます。特に秋は新米と一緒に楽しむ地鶏炭火焼が絶品です。
アクセス方法
車でのアクセス
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JRえびの駅から約30分
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宮崎自動車道「小林IC」から約30分
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九州自動車道「えびのIC」から約30分
公共交通機関
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JR吉都線「えびの駅」からタクシーで約30分
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紅葉シーズンには、観光シャトルバスが運行される年もあるため、最新情報を確認しましょう。
■地図
2025年最新イベント情報
例年10月下旬には、紅葉に合わせて「えびの高原紅葉まつり」が開催されることがあります。
2025年の詳細はまだ発表されていませんが、例年は地元特産品の販売やガイドツアーなどが行われ、紅葉散策がより楽しくなるイベントです。
最新情報はえびの市観光協会の公式サイトを必ずチェックしてください。
まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
見頃 | 10月下旬〜11月上旬(2025年も例年通り予想) |
混雑 | 週末や昼間は駐車場混雑あり。平日・早朝が狙い目 |
駐車場 | 普通車500円、バスも対応 |
見どころ | 六観音御池・白紫池・池めぐりコース・展望台 |
周辺スポット | 温泉・地鶏料理・地元野菜グルメ |
標高1,200mの大自然が織りなす紅葉の絶景は、一度訪れたら忘れられない美しさです。
自然に包まれながらゆったり散策したい方も、写真撮影を楽しみたい方も、2025年の秋はえびの高原で最高のひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
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