
青天に輝く桜
目次
本土寺とは?桜の時期も見逃せない癒しの古刹
千葉県松戸市にある日蓮宗の名刹「本土寺(ほんどじ)」は、初夏のあじさいで有名な“あじさい寺”として知られています。
けれど実は、春に咲く桜の美しさも格別。参道の石畳や五重塔、池と桜が織りなす景色は、訪れる人の心を静かに包んでくれます。
観光地の喧騒から離れ、ゆったりと桜を楽しめる隠れた名所として、近年じわじわと注目を集めています。
2025年の桜の開花・見頃予想
2025年、松戸市周辺の桜は3月24日頃に開花、3月末から4月初旬にかけて満開を迎える予報となっています。
本土寺では、例年「3月28日〜4月4日頃」にかけてがちょうど見頃。
とくに本堂や仁王門周辺の桜が咲き揃う時期は、まるで日本画のような風景が広がります。

おすすめ桜スポット3選【写真映え◎】
1. 仁王門〜本堂へ続く石畳の参道
朱色の門と石畳の道の両側に桜が咲き誇り、まるで時を遡ったかのような風景に。
晴れた日の朝は、光が差し込んで特に美しい瞬間が撮影できます。
2. 本堂前の広場と五重塔
境内の中心にある五重塔と桜の競演は、本土寺の春ならではの絶景。
訪れた人が思わず足を止めて見上げる、春のシンボルです。
3. 裏山の小道(あじさい道)
ひと足伸ばして裏山の散策路へ。あじさいの小道には、春の山桜が咲き、静寂に包まれた癒しの空間が広がります。
ベンチでひと休みしながら、風に揺れる桜を眺めるひとときも格別です。
混雑状況と狙い目の時間帯
桜の見頃には多くの方が訪れますが、あじさいの季節ほどの混雑はありません。
比較的空いている時間帯は以下の通りです:
- 平日午前中(とくに10時前)
- 雨上がりの翌日や曇りの日
- 午後2時〜4時頃(落ち着いた雰囲気)
カメラ片手にゆっくり歩きたい方は、朝の光が柔らかい時間帯がおすすめです。

春爛漫
桜と一緒に楽しめる境内の見どころ
- 所在地:千葉県松戸市平賀63
- アクセス:JR常磐線「北小金駅」南口より徒歩約10分
- 駐車場:あり(無料/台数限定のため土日は早めの到着推奨)
- 拝観時間:8:00~17:00(最終入場16:30)
- 拝観料(2025年3月現在):中学生以上500円、小学生以下無料
※季節により変更がある場合は、公式サイトでの事前確認がおすすめです。
■地図
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桜だけじゃない、本土寺の春の魅力
本堂の荘厳さ、五重塔の静けさ、苔むす庭園…。
本土寺は、桜と共に日本の四季と文化を感じさせてくれる場所でもあります。
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境内には野鳥のさえずりが響き、春の訪れを告げます
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池には小さな鯉が泳ぎ、のどかな時間が流れます
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咲きはじめたあじさいの若葉が春の緑を添えます
静かに咲く桜とともに、そんな風景をゆっくり味わってみてはいかがでしょうか。
まとめ|桜咲く静かな本土寺で、心ほどける春のひととき
華やかさは控えめ。でも、その分、優しく心にしみこむような春の風景が広がる本土寺。
2025年の春は、誰にも急かされず、自分のペースで桜を楽しめる場所へ。
きっと忘れられない春の記憶になるはずです。
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